こんにちは、
「教える」を仕事にする人のための集客ツールデザイナー、マキコです。
チラシをお願いされる時、告知を見かける時に、この講座タイトルでは、せっかくの講座の良さや受けた効果が伝わらない、届かない、もったいない〜〜〜と思うことが結構多いのですよ。
なので、今日は「選ばれる講座・セミナータイトルの付け方」を、徹底解説してまいります。
アイデア出す時にどう考えてるか、という思考のステップも、恥ずかしながら書いてみました!
タイトルづくりの前の、心構えを知りたいという方はこちらをどうぞ!
よく、タイトルにはこれを盛り込め!とかあるけれど、それだけ教わっても、他人がどういうふうに考えてるか?ってところがわからないと、いつもの自分と違うアイデアって出ないよね。
そこが一人一人違うから新しい考え方知りたいんだから。
私の思考ステップや作った講座タイトルをみて、参考になれば嬉しいし、大したことないな、って思えたら、自分が結構イケてるタイトルがつくれてると安心できるでしょ♪
それに、一発ですごくいいタイトル作ろうなんて、そもそも無理ですから。
なぜって、正解は、あなたのターゲットとなる生徒さんの中にしかなく、その人の心を掴む言葉は、その人しか知らない。
つまりあなたもわたしも、正解を知らないのだ、ということをよーく覚えておいてね。
だから、作り方としてはひとまずその時ベストと思われるものを「さっさと」作って使ってみて、実際の告知の反応をみて、言葉を変えたりして試しながら、目的の生徒さんに届くタイトルにバージョンアップしていく、これが正統派。
さらっとこんな前説で書いちゃったけど、これほんとに大事よ。
どんないいものができたとしても見直しは絶対必要なの。そこ怠けちゃだめですよぅ。
さて、解説に入ります♪
目次
キモは「誰がどうなれるセミナー・講座」なのか?
講座やセミナー、ワークショップのタイトルの基本は「一人の人に刺さるように作る」こと。
人によって違う状態や効果をイメージできてしまう言葉は使っても効果ありません。
よく見かける「身体の使い方」とかもそうですよ〜。
「身体」って、範囲が広いでしょ。
筋肉のことかな?って受け止める人もいれば、動かし方かな?って受け止める人もいる。
「使い方」も広いでしょ?
エクササイズかな?ストレッチかな?っていろんな受け止め方ができる。
すんなり効果をイメージしてもらって、期待を裏切らずに済む!ぜひそんな伝え方をしていきましょう!
いいタイトルかどうかの見分け方
「いいタイトル」かどうかの一番簡単な見分け方は、その、ワークショップ、講座、セミナーのタイトルを見たとき
「ほかの講師の名前と入れ替えたとしても、違和感のないタイトル」になってしまっていないかどうか?
さっきの「身体の使い方」まさにそれですね。
AさんでもBさんでもCさんでも使えるタイトル!これって、あなたがやる意味がない、誰がやってもいい講座ってことです。
スーパーのみかんですら、「和歌山産」とか「糖度4」とか、なんとか違いをアピールしてるものw
そしてタイトルやキャッチコピーで選べなかった場合、「誰でも簡単に目安にできるもの」で選んでしまいます。
それはズバリ「価格」
価格って、小さい時から一番馴染んでいて、比較しやすいから、つい、それを使ってしまうのです。
最初から安ければいい、と思っているわけじゃないんです。
そのモノサシを使わせてしまう条件を、あなたが整えてしまっているということ。
認定制度の講座とかで、講座名を変えられないならば、キャッチコピーなどで差をしっかり伝えていく必要があるということですね。
タイトルがすでに決まっているからと言って、油断しないでくださいね。
誰がやってもいいようなタイトルでも来る生徒さんは、自分でしっかり調べる人や、どこか微細なところに興味を持ったというような、超少数派。
たまにしか人が来なくても大丈夫、そんなペースが好き!というのならOKです。それをしっかり意図できてやっているのなら。
しかし、あなたの価値をありのまま伝えれば、「行きたい!」と思ってくれるひとがもっといるとしたら?
そして、その人は受講してハッピーになれるし、世の中はちょっぴり素敵になる。
そういう人に届かないなんて、もったいないでしょ?
だからね、あなただからこそ、そして受講することで解決される問題がなんなのかをちゃんと講座タイトルでスパッと教えてあげる必要があるんです。
出し惜しみしない!ここはわかりやすく行きましょう。
貴重な時間をお互い無駄遣いしちゃダメ!
そのタイトルをみただけで、これは自分に必要なものだ、と、直感してもらえるものにしておきましょう。
望んでいないもののイメージを掻き立てさせたり、過剰に期待させたりするような表現を使おう!と言っているのではありませんよ。
あなたの価値を、ありのまま伝える。あくまでもそれが狙いです。
お手軽簡単置き換え方式
一番簡単なのは、他の講座で、これいいなぁ!と思うタイトルを見つけ、自分の講座バージョンにそのまま置き換えてみること。
自分の常識の外にある言葉や言い回しで、自分の講座を客観的に表現することが簡単にできるのでオススメです。
自分がやりたい同業種の人の講座・セミナータイトルを参考にするのもいいですが、ちょっとジャンルの違うものを参考にするのもいいでしょう。
こんな表現してもいいんだ!という気づきがあったりして、面白いですよ。
タイトルを探すとしたら、ストアカのような講座がいろいろ探せるサイトで、人気講座のランキングから拾ってみるのがいいですね。
すでに選ばれているという実績があるわけですから。
マキコ流の作り方
「譜面棒読み脱出講座」
「マレットの操りかた講座」
どちらもマニアックでしょw
思い当たる人は、二度見してしまうものになっています。
そして、「誰がどうなれる講座・セミナー」という言い方はしていないけれど、そのイメージはクリアに伝わりますね。
タイトルやキャッチコピーの仕事はそれ!!誰がどうなれるのかがクリアであること、それができていれば、形式は問わないのです。
私がタイトルを作る時、チラシづくりのお手伝いで実際にやっている方法は、
その講座・ワークショップ・セミナーをすることによって
- あなたがどうなりたいと思っているか?
- どんな人のどんな悩みを解決するものか?
- どんな手段で解決できるのか?
ということを、おのずと使うべき言葉が出てくるくらいまで、丁寧に掘り出す、というやり方です。
人にもよりますが、5、6階層くらいまで、繰り返し掘っていきます。
その掘り出した言葉の中に、「誰がどうなれるのか?」というのを確実に捉えた言葉が、キラッと!あるものなんですよ〜〜〜。必ずね!
あるいは、実際に講座やワークショップをうけたかたが「そういえばこんなことを言っていた」という、その言葉の中に、これだ!という言葉があることも多いです。
たくさん掘り出し、たくさん思い出し、あなたの中にある言葉を使うことが大事なのです!
ここではそれのかわりに、一人でできるやり方をご紹介しているわけですが、本当にキモは「誰がどうなれるか?」という所にしかありません!
そこが丁寧に説明されているものになっていれば、目立つことを狙ったり、いかにも売れそうなタイトル、にしたりやたら煽ったりする必要はないのです。
講座・ワークショップタイトル基本の作り方
さて、実際にどう作っていくかをみていきましょう。
最初に、ベースとなる情報を書き出します。
用意するもの(jpegワークシート)
紙と筆記用具。
紙は、よければこちらのワークシート(jpgファイル・title-making.jpg)をダウンロードして使ってください。
「どんな人」が「どう変われる?」を書き出す
まず、自分が持っている情報を書き出してみましょう。
「どんな人がどう変われる講座なのか?」という情報が伝わることが、一番必要です。
A)どんな人が?
B)どう変われる?
の2つに分けて、それぞれ3つ書き出します。
どちらも文字数は自由ですが、一文20文字までくらいでを目安にしてください。
気軽に5〜10個書き出してみてから、3つに絞りましょう。
私は「自信を持って自分の講座を人に案内できない人のための、話し方講座のタイトルを作りたい!」という設定で作っていってみます。
■A)どんな人が?
例)
- 自信を持って話せるようになりたい人
- 人に自分の講座を勧められない人
- なかなか話したいことが切り出せない人
■B)どう変われる?どんな改善効果やメリットがある?
例)
- 自信を持って話せるようになる
- 自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
- 無理なく自分の講座を紹介できるようになる。
「どんなシーンで?」を書き出す
タイトルのブラッシュアップの時、参考にするのに役立つ情報も書き出しておきます。
「どんな人がどうなれるか?」それが「どんなシーンなのか?」を書きます。特定の時間や場所を特定してください。
これも3つ書き出しましょう。
■C)その問題を感じる時、また、改善されるのはどんなシーン?
例)
- 自分の講座のチラシを人に渡そうとした時
- 来てくれそうな人に講座の内容を尋ねられた時
- 知らない人が講座に興味を持ってくれた時
「どんな人」と「どう変われる?」をつなげる
ご自分の書いた、「A)どんな人が」の3つの文章と、「B)どう変われる?」の3つの文章を組み合わせて繋げてみます。
そうすると、9個の文章ができるはず。
例)
- 自信を持って話せるようになりたい人が・自信を持って話せるようになる
- 自信を持って話せるようになりたい人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
- 自信を持って話せるようになりたい人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。
- 人に自分の講座を勧められない人が・自信を持って話せるようになる
- 人に自分の講座を勧められない人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
- 人に自分の講座を勧められない人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。
- なかなか話したいことが切り出せない人が・自信を持って話せるようになる
- なかなか話したいことが切り出せない人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
- なかなか話したいことが切り出せない人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。
この9個の文章の中から、一番、講座を表すぴったりのイメージが浮かぶものを選んで3つ選びます。
その3つをそれぞれ一つずつブラッシュアップしていき、最後にその中から、講座タイトルとしてベストと思われるものを決定します。
作り方の流れはこんな感じですが、9つの基本の文章から、3つに絞り込む時の考え方、また、各文章のブラッシュアップの仕方を、説明していきますね。
私なら3つのうちに選ばない、という残りの6つの文についても、考え方が参考になるかなと思うので、敗者復活戦的なブラッシュアップをやってみて解説してまいります。
選び方とブラッシュアップの考え方
まず、上の9つの中から私が選ぶとしたらこの3つです。
5.人に自分の講座を勧められない人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
6.人に自分の講座を勧められない人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。
7.なかなか話したいことが切り出せない人が・自信を持って話せるようになる
旅行で言えば、どの国に行くかをやっと決めた!という段階。
これをどうブラッシュアップするかをみていきましょう。
端的に言うとつまりどういうことか?〜言い回しを変える方法1
「5)人に自分の講座を勧められない人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。」
基本の文章を縮める、というやり方もありますが、言い回しを変えることで、グッと文章を濃縮できます。
言い回しを変える方法の一つとして、端的にする「つまりどういうことか?」を考えてみましょう。
”自然に押し付け感なくご案内できる”というのはつまりどういうことか?
=売り込まない
そこを全面に出したタイトルに仕上げてみます。
「売り込まない話し方伝え方講座」
”売り込まない”という言葉で、人にものを勧める&講座のご案内をする、というのがわかりますし、それが苦手な人がやらなくていいんだ、というのもわかります。
”自然に”というのが、その人がどうなれるかのイメージを助けてくれる言葉なので入れてみましょう。
「売り込まない、自然な話し方伝え方講座」
あるいは”自然な”をもっとふくらませて、これではいかがでしょうか。
「売り込まず、あなたの良さが自然と伝わる話し方講座」
感情・表情を描写〜言い回しを変える方法2
「6)人に自分の講座を勧められない人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。」
”無理なく自分の講座を紹介できる”というところの言い回しを変えてみましょう。
言い回しを変える方法として、「その時の感情・表情を描写」してみます。
”無理なく自分の講座を紹介できる”時って、どんな感情?どんな表情?
=ワクワク、笑顔
「ワクワクと自分のレッスンをご案内できる話し方講座」
文字の並びを変えたほうが、イメージがすっと入ってくることがあります。
決まったと思っても、文字の並びは入れ替えて読んでみることをオススメします。
どうなったらいいと思うか?を描写する〜言い回しを変える方法3
「7)なかなか話したいことが切り出せない人が・自信を持って話せるようになる」
”なかなか話したいことが切り出せない”人が「どうなったらいいと思うか」で言い回しを考えてみましょう。
”どうなったらいいと思う?”
=話す勇気が持てる
話す勇気、だけだと普段の会話かと思ってしまうので、あくまでも自分の講座をアピールする時の会話において、ということを入れてみましょう。
ということでこちら。
「自分アピールの勇気が持てる!話し方講座」
それでもまだ特定の会話でというのが弱いので、「教える人のための」を入れてみました。
「自分アピールの勇気が持てる!教える人のための話し方講座」
こうしてブラッシュアップしろ!6例
最初の3つ選ぶ時点ではじいた、残りの6つをみていきましょう。
使えないアイデアをどうブラッシュアップするか、の参考になるといいな。
(1)重複する言葉をなくす
1)自信を持って話せるようになりたい人が・自信を持って話せるようになる
短く限られた文字数のタイトルの中で、同じ言葉を2回使ってしまうのはもったいないです。
違う言葉をその分入れれば、イメージを膨らませることができるからです。
この文では、「自信を持って話せるようになる」が1回でいいですね。
さて、これをどう救済していくか?
最初に書き出した、C)どんなシーンで?という情報を加えて、文章にしてみましょう。
- 自分の講座のチラシを人に渡そうとした時・自信を持って話せるようになる
- 来てくれそうな人に講座の内容を尋ねられた時・自信を持って話せるようになる
- 知らない人が講座に興味を持ってくれた時・自信を持って話せるようになる
これらの状況で、ということを加えて考えてみます。
私だったらひとまず
「自分の講座を自信を持って案内できる話し方セミナー」
さらにイメージを広げて
「マイ講座の良さを自信を持って伝えられる!話し方セミナー」
ちょっと長いですね。もう少し読みやすく言葉を変えます。
「講座の良さを自分で伝えるための!話し方セミナー」
これなら使えますね!
(2)シーンを仮定して言葉にする。
2)自信を持って話せるようになりたい人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
これを救済するアイデアは「シーンを仮定する」という方法です。
まず、この文章のシーンを仮定してみましょう。
自信を持って話せないがために、緊張して押し付け感のある案内をしてしまっているのと仮定。
それが改善される講座であるということを強調する講座名を考えるという筋道にします。
私ならばひとまず
「自信がなくても講座のご案内ができる話し方講座」
「押し付け感なく」というのが特徴的なので、つかってみます。
「焦らず押し付けず!ありのままを伝える話し方講座」
自分の講座の案内をするとき、というのが伝わらないので
「焦らない押し付けない!自然と選ばれる話し方講座」
焦らず、という語尾が「してはいけない感」が強いと感じたので「焦らない」にしました。
(3)憧れの状態で、言われたい言葉を使う
3)自信を持って話せるようになりたい人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。
これも、ひたすら自分に自信がないために自分の講座へのおさそいができない、という「シーンを仮定」しましょう。
この人の憧れる状態とは?ありえないくらいにちょっと大げさに表現してみると
「レッスンに来て欲しい人を射止める!話し方の秘訣」
射止める、はちょっと違うかな。。。では憧れる状態で言われたい言葉を使ってみましょう。
「レッスンを受けたい!と言わせる話し方講座」
(4)望んでいる状態を言葉にする
「4)人に自分の講座を勧められない人が・自信を持って話せるようになる」
言い回しを変える方法3の、どうなりたいのか?を考える、を取り入れてみましょう。
人に講座を勧められない人なら、勧めなくてもいい状態を望んでいるはず。ということで
「自然とレッスンの価値が伝わる話し方」
ブラッシュアップして
「話すだけで自然とレッスンをお願いされる伝え方講座」
最初に「話す」と言う言葉を使ってしまったので、後半は「伝え方」に変更しました。
(5)いかにもな言い回しを使ってみる。
8)なかなか話したいことが切り出せない人が・自然に押し付け感がなく講座のご案内ができる。
嫌いでなければ、集客テクニック的な言葉をつかってみるのもいいかもしれません。
「自分を売り込む覚悟が持てる、話し方講座」
うーん、どうかなぁ。
「売り込まないで選ばれる!話し方伝え方講座」
うーん、あまり好きではないかんじになってしまった。。。
いきなり自分の言葉じゃなくなってしまう感が半端ないですね(苦笑)面白いと思って使えるならいいんですが。
「気品あるセルフプレゼン力を身につける!話し方講座」
この方が多少しっくりくるかな。
上で設定したもの以外にも、講座の中でやる予定のことや、得られる結果など、開催する自分しか知らない情報
色々あるので、選ぶ言葉も違ってくるはずです。
言葉や言い回しが新しくひらめいたら、それも入れ込んで遊んでみたらいいと思います。
(6)言葉を修飾する副詞を使う
「9)なかなか話したいことが切り出せない人が・無理なく自分の講座を紹介できるようになる。」
なかなか、という言葉にヒントをもらい、修飾する副詞などを使ってみることに。
講座を受けてできるようになることを強調してみましょう。
「自分の講座をさらっと紹介できる!自然な話し方講座」
「無理なく紹介できる」というところを「さらっと紹介できる」に言い換えてみました。
どんどん話せる、とか、ラクラク使える、とか、結構使えるものがありそうですね。
いやいや、お疲れ様でした。
参考になれば幸いです。
売れる言葉を使う必要性は本当にあるか?
売れるタイトルに使われる言葉を集めた本、ありますから、それを参考にするのもいいでしょう。
私もコンサルについていたときに、必携と言われてkindleでポチしました。が。。。
よく目にする言葉が多く、みんなコレ使ってんだなー、というか既に使われていて実際、人がそれで動くんだなーと、そんな印象です。
それをちょっと参考にすれば、いかにもそれらしいタイトルがつけられます。
でもね。
それって、結果を真似することでしかないんです。
この言葉を、どんな気持ちでこちらが発するか?
実はそこの違いが、集まるお客さんのタイプを変える!のです。
恐れのエネルギーを使う?使わない?
人の欲求の原動力は2種類あります。
- 愛や喜びのエネルギーを原動力にするもの
- 恐れのエネルギーを原動力にするもの
そして、人を動かす、つまり購買欲をそそるために、特に恐れのエネルギーがよく使われます。
- 自分だけが知らないのかも?
- 自分だけが持っていないのかも?
- 今買わないと手に入らないかも?
- 損をしてしまうかも?
- 自分はそんな風になれないかも?
- 人と違うかも?
などなど、こういった恐れを掻き立てて、行動を促すわけですね。
タイトルやキャッチコピーに、数字を入れたり、今だけ!という限定感や希少性を出したり、煽ったり。
広告をみてみると、確かにこう言う言葉が溢れています。つまりそれだけ有効だというわけなのです。
私たち、今までそういう言葉で行動を促され、たっぷり消費し、今の世界を作り上げてきたんでした。
どちらを使ってもいいんです。私だって煽りを使うことあります。
でも、その煽りの言葉を、いったいどんな気持ちで発するか、発するエネルギーが違えば、反応する人も違い、至る世界も違ってきます。
お客さんを惹きつけなきゃ!捕まえなきゃ!来なかったらどうしよう!と言った、恐れのエネルギーをベースにするか。
反対に、来てくださるかたと自分の、人生をよくするため、思い切り楽しむため!そういった愛ののエネルギーをベースにするか。
少しでも自分のココロに恐れがあり、そのためにその言葉を使おうとしているのなら、ぜひ勇気を持ってやめてみてください。
なんかこの言葉使うのに気が乗らない、自分らしくないかな?とわずかでも思ったら、その気持ちに従うのです
仕事にするんだからこれくらい普通でしょ!と、自分を説き伏せて頑張ってやる、というのはダメです。
それが、どんなにお客さんが集まる言葉や方法だったとしても、それって、うまくいかないんですね。あるいは結果的に疲弊してしまったり、そんなことが起こります。おそらく。
あなたは、そのときに消費しておしまい、の、モノを売っているのではありません。
教えることを仕事にする、というのは、自分自身が商品でもあります。
そして、お客さんは、あなたの元に来て、長らく学びを共にする仲間となる、それを望んで講座やワークショップをやるのではないでしょうか?
どんなエネルギーに刺激されて動く人と一緒に学びを共にしたいですか?
自分がどんな世界で、大事な学びをどんなひとと分かち合って行きたいのか、その願いにつながる、講座やワークショップの告知であり、タイトルであるわけです。
まとめ
最初は、ニーズとウォンツを!とか、盛り込むべき要素は!とかをバッチリ書いてやる!と予定していたんですが、他でも書かれているそういうテクニックは、ほかを見たらわかるし、もっと違うところ知りたいんじゃないかなーと思ったんですね。
なので、自分がタイトルを考える時の頭の中、考え方を、徹底解説という形で恥ずかしながら公開してみました。
参考になる人にはなるし、ならない人にはならない、ってことで。ま、それでよしです。
そうそう、講座タイトル、すっごいいいのが作れちゃった!という方はぜひ教えてね。
そして、もう一度いっておきますが、最高!と思ったとしても、お客様の声やデータを参考に改善しつづけていくことをお忘れなく!
私たちは、正解を知らないんですよ〜!
あなたの作ったタイトルを、誰がけなそうが褒めようが、答えはお客様の中にしかない!!!
講座タイトルづくりのサポートもしております。