デザインのコツ

チラシデザインで一番目立たせるべき情報とは?

初めまして!ツールデザイナーのまっきーです。

講座やイベントの集客チラシを作りたい!

でもどこからデザインしたらいいかわからない。。。

作ってみたけれどどうもピンとこない。。。

と言うお悩みをお持ちの方へ!

今日はチラシデザインの時に一番目立たせるべき情報についてとその目立たせ方についてをズバリお答えして参ります。

さぁ、レッツゴー!

講座の集客チラシで目立たせるべきは日付!

ズバリ結論からいいます。

チラシのオモテ面の中で目立たせるべきは「日付」!

日付が一番目立つようにデザインするのが、シンプルで伝わりやすいチラシを作る重要なポイントなんです。

え?なんで?日付?!講座タイトルじゃないの?

内容とかでもないの?って思いますよね。

なぜ日付を一番目立つようにする必要があるんでしょうか?

日付が一番重要な理由

日付を見た時って、なんとなく自分の予定と照らし合わせたりしませんか?

何か予定が入っていたり、記念日だったりすると、あれっと思ったり。

その日誕生日なんだよー!という偶然も1/365の確率で起こります。

当然ですが、講座やイベントでは、参加者の方のスケジュールが空いているかどうか?というのが参加不参加を決める鍵となります。

日付や場所というのは、参加するかどうかをかなりの確率で左右する情報です。

多分場所よりも日付の方に左右される人が多いでしょう。

日付はそもそも人が気にする情報だという、至極当然のこと、これがポイントです。

日付を目立たせるとどんな効果があるの?

例えば、たくさんの画像があってその中の一枚に、日付が書かれている画像があったとしたら?

何かがこの日にあるのかな?と、どこかで予想しますよね。

自分が参加できるかどうかを考える可能性のある情報だと、どこかで思う。

例えばスマホという情報の洪水の中で、日付が書かれているとわかる画像を見れば、それはぱっと見の第一印象として、講座やイベントの情報がありますよ!というフラグとなります。

チラシの中身を読んでもらえる段階ではないからこそ、ぱっと見でその情報の大まかな検討がつく、という状態にしておくことが大事なんですね。

残念ながら、チラシに書いてあることを読んでもらえるのは、もっともっと後となります。

一番最初のぱっと見の段階で、イベントや講座があることがわかってもらえるようにしたい!だから、日付が目立つことが大事なのです。

日付を目立たせるデザインのデメリット?

宣伝は見たくない!と思っている人たちには、日付の入った画像は、集客チラシかな〜と判断されてしまうかもしれません。

そしてチラシはスルーされ、スマホではタップしてはねられる。。。

しかし!それでいいんです!

 

そもそも告知情報は届ける相手を絞らないといけません。

多くの人に届けよう、が誰にも届かないものになってしまうのはよくある話。

 

一瞬、必要のない人の気を引くことができても、ゴール=講座やイベントのお申し込み、まで来てもらえないならば、お互いの時間を無駄遣いするだけ!

自分がターゲットとしている人に届くものにするためには?

これを基準として手段を選んでいきましょう。

日付を目立たせるデザインはオシャレにできない?

日付以外にも、例えば住所や電話番号、メールアドレスなどの文字、地図やロゴなど、どうしても入れなくてはいけない情報があります。

そういったある程度の場所を取られてしまうものを「デザインの邪魔」と感じたりしませんか?

実際私も、昔はこういった配置に制約のある要素のデザインを苦手としていました。

どうしても後回しになり、できれば入れたくないと思っていたくらいです。

 

大手ブランドの広告みたいに、雰囲気のある写真とキャッチだけとか、ああいう無駄な要素がないのがかっこいいのにな〜なんてね(笑

そしてクライアントさんも、中には「デザインの邪魔になるなら入れなくていい」とか、「目立たないように入れてくれたらいいよ」とか言ってくださる方もいらっしゃるんですが。。。

いや!その発想は大間違い!!!

入れなければならない情報は、必要だから入れなければならないんです。

雰囲気やおしゃれさ、を優先するのはデザインではありません!

日付が目立つデザインはダサい?

デザインはそもそも、必要な情報を相手に届けるための整理整頓作業。

必要な情報をリスト化することは、デザインする前には欠かせません。

家を建てようとするときに、どんなサイズの柱が何本必要かを調べずに建て始めたりはしませんよね?

 

日付は講座・イベントの告知チラシでは重要な欠かすことのできない大事な情報。

だから目立ってナンボ!!!

 

でも、おしゃれなチラシにすれば、みんな興味を持ってくれると思うし、おしゃれなチラシデザインとか広告って、たいてい住所や社名とか金額とか日付とか、そういう泥臭い要素は目立たせていないからおしゃれなんじゃない?

それは、そもそもの目的と手段が逆!

そういう広告があるのは、特定の効果を期待するからこそ、住所や社名を目立たせない、という「あえて」計算された戦略としてやっているのです。

日付が目立つと来て欲しい感が目立つ?

チラシの中で、日付が目立つと、来てもらいたい感が強くてなんだかガツガツしてるみたいで嫌、と感じることもあるかも?

いやいや、そもそも講座やイベントを開催するんですよね?

そのことを知ってほしい、来てほしいから、告知用のチラシを作るんでしたよね?

来てもらいたい感が薄かったら、人は来てくれません。それではチラシをせっかく作った意味がありません。

 

必要以上に媚びることを強いているわけではないんです。やりたくないことをやる必要もありません。

しかし、日付が目立たないとか、連絡先が分かりづらいとか、これは見る人に「来なくてもいい」というメッセージをわずかですが、与えてしまいます。

 

講座をやる、イベントをやる、ということはドキドキするし緊張もします。

「来てほしい」と「来てほしくない」という拮抗する気持ちが存在するのは当然で仕方のないこと。

 

しかしこの拮抗する両方のメッセージを整理しないまま情報を提供してしまうと、受け取り手が迷ってしまいます。

どう思われるか?と自分の心配をするよりも、来てほしいのだったら、100%の招待と歓迎を表してはどうでしょう?

必要な情報を、相手を煩わせず、余さずに提供するのが誠意ではないかと私は思います。

 

対象となる受け取り手が、迷わずに参加を検討でき、決定でき、行動できる情報が素直に受け取れるチラシ。

そういうチラシを作り上げる整理整頓作業が、デザインです。

センスは不要なんです!

デザインと雰囲気がいいの違い

デザインの素人さんは、チラシやツールを作るとき、「おしゃれ」「雰囲気がいい」というのを重視しがちになります。

その結果、日付や連絡先といったテキストものや地図などをデザインの邪魔と考えて小さく扱ったり、まとめて目につきづらい隅に追いやったり。

これは、デザイナーでもよくあること。

私も昔は、そういう情報をどうやって配置していいかわからなくてお手上げ、なんてこともありました。

おしゃれ、雰囲気がいい、にこだわって作ったチラシは、その時はクライアントさんに「おしゃれ〜!」と喜ばれます。

しかし実際使ってみるとなんだか使いにくい、どうもしっくりこなくてあまり使う気になれなかった、という結果になることが多々あるのです。

その理由は、おしゃれさに負けて、本当に必要な情報が受け取りづらくなってしまっているから。

目的とするお客様に、届けるべき情報を届けられるチラシを作りましょう。

「おしゃれ」に惑わされてはダメです!

デザインで「目立たせる」ってどうやるの?

さて実際に、日付を目立たせるとしたら?どんな風にしたらいいのでしょう?

「目立たせる」のは「情報の優先順位をあげる」ため

ここでのチラシデザインとは、情報の重要度を整理し、大事な順番でその情報を受け取ってもらうことです。

情報の優先順位が高い順に、見る人の目が移っていくようにするというわけです。

日付情報の優先順位はトップ、一番目立つべき必要があります。

A4サイズのチラシの中で、日付にまず目を留めてほしいとしたら?皆さんはどんな手段を選びますか?

デザインで情報の優先順位をあげる方法

一番シンプルな方法として使えるのは、文字の大きさを変えることです。

人は基本的に、その画面の中で一番大きく表示されているものに最初に目を惹かれます。

人がものを見る時の習慣、習性ですよね。

つまり文字の大きさ=フォントサイズと言います。これを一番大きくするんです。

リアルな掲示板などに貼る予定があるチラシならば、2、3m離れても読み取れる大きさに。

ネットでの告知にも使うのであれば、Google画像検索結果で、さまざまな画像のサムネイル一覧になった時、インスタでザーッとたくさんの画像が流れていく、その中でも日付が書いてあるとわかる大きさに。

思い切ってフォントサイズをあげてみてください。

他にも目立たせるための方法は色々考えられますが、まず、サイズを大きくする、という方法が一番シンプルでやりやすく、おすすめです。

こういった当たり前のことを当たり前に利用すれば、複雑なテクニックを知らなくても人の目線を誘導することができます!

 

これ、実際やってみると、こんなに大きくしていいの?と、びっくりされるかもしれません。

初めての方は、多分抵抗を感じるほどの大きさでしょう。。。しかし、大丈夫!

大事なのは、ぱっと見で日付が書いてあるとわかること!

一度思い切ってやってみて、それで効果が得られればよし!ダメだったら違う方法を探してもよし!

これが絶対ではありません。

デザインに興味がある方は、いろんなチラシデザインを見て、フォントサイズが自分の目線にどういう影響を与えるか、を観察してみてくださいね。

そうやって体験すること、試してみること、でデザインする力もアップします。

まとめ

  • 講座やイベントのチラシをデザインするときは、日付を目立たせよう!
  • スマホで流れてくるチラシの画像でも、リアルな掲示板に貼られるチラシでも、日付が目立つことでイベントや講座の情報だとぱっと見で認識できる。
  • チラシの中で伝えたい情報の優先順位、その順番に自然と目が運ばれるよう、配置や大きさを工夫するのがデザイン。
  • 日付は優先順位が高いので、目立たせる必要がある。
  • 目立たせる方法の一つとして文字の大きさ=フォントサイズをあげる方法がある。
  • 日付を2m離れても読み取れるくらいに大きくしよう。

チラシデザインに、おしゃれさや雰囲気の良さを求めることはちっとも悪くありません。

しかし、あなたの作るそのチラシの役割が、自分が講座やイベントをやることを知らせ、参加することを検討してもらうための情報提供にあるのだとしたら?

そのために必要な部分はきっちりと押さえておかないと、効果のあるチラシにはなりません。

センスがないと嘆くより、「おしゃれ」や「センス」という言葉に惑わされない、必要なことを当たり前にデザインした使えるチラシを作りましょう!

お読みいただきありがとうございました。

どうぞ、講座・イベント集客!の強い味方となるチラシが作れますように!

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