Pagesでチラシ・フライヤー作り

チラシの「オモテと裏」を使い分けて読まれるチラシに!

こんにちは、集客ツールデザイナー中條マキコです。

先日、チラシの作り直しをご依頼いただきました。

今まで使われていたチラシというのがA4カラーの片面チラシ、つまりオモテ面だけに情報が入ったもので、裏は真っ白。

そこで、何か特に意図があるのでなければ「チラシの裏にも情報を入れましょう!もったいないですよ!」とオススメしました。

 

すると「チラシの裏面て何を入れたらいいの?」という質問が。

たとえばポスターのようにどこかに貼って使うとか、裏面が全く必要とされない状況で使われるのなら、裏面を作る理由はもちろんありません。

そして、いろんな情報を載せなきゃ!と思う必要はないんです。

チラシの目的と使い方が決まれば、自ずと掲載情報は決まってくるものですし、そもそもチラシのオモテと裏には違う役割があるんです

どちらに何を入れるか?というお約束もちゃんとあります!

オモテと裏の特性や役割を知って、より効果的に情報が届く、伝わるチラシを作っちゃいましょう!

チラシを両面で作るべき!その理由とは

チラシを手にしてもらえる確率というのは、想像しているよりも実はとても低いもの。

折込チラシの場合は、反応率の合格ラインが最低約0.01%くらいと言われますが、この1万枚配って1件の問い合わせがあるというのは合格ラインとして相応な数字。

低いからチラシはダメとよく言われることがありますが、折り込みなどはこの数字を前提とした上で枚数や回数も考えた使い方を工夫する、というものなのです。

それにしても、この見てもらえなさ加減、びっくりしませんか?

 

では、私たちが作ろうとしている教室やワークショップのチラシはどうかというと、私がオススメしているのは興味を持ってくれそうな人を選んで、その人向けの情報整理されたチラシを手渡しするという使い方。

手渡しなので折り込みよりは多少読んではくれるし、反応率も最低1%くらいはなりますが、それでも10人に1人ですね。

 

そしてチラシを作りたいという方が一番よく考えるのが、どこかに置かせてもらうという置きチラシ。

これは反応率0%と思ってOK!

無策で置くだけじゃ絶対人は来ません!全くやらないよりは可能性あるかも、くらいのものなんです。

 

と、ここまでみてくると、チラシを手にしてもらえるというのがとても貴重なチャンスだということがわかります。

そのまさに千載一遇のチャンスで手にしてもらえるチラシの情報掲載スペース、広い方がよくないですか?

A4のチラシのオモテだけって、もったいないと思いません?

裏も使えばその倍の面積が使えるのだから使った方がいいと思いません?

多けりゃいいというものでもありませんが、載せられる情報量が2倍になるんです!

 

そこを考えた上で、それでもあえて「いや、自分はオモテだけで作る!裏は白」と決めるなら、それは自由。

あなたが選び取ったものならば、語らなくてもその形が、その人らしさやその狙いを語るんです。

そこから想像連想された物事について、魅力的、好ましいと感じてくれる人だけが反応してくれるチラシになります。

そこをあえて狙うなら片面チラシでOKです。

 

一つの可能性を捨てることで、どういう効果が得られるのか?それは自分のねらいに沿ったものか?そこを考えた上でいろいろ試してみることが一番大事です。

本当に、こういう相手の反応を見る必要があるものって、正解は決してないんですから!

オモテと裏があることでストーリーが生まれる

たとえばふと目についたチラシを、何かなと思って手に取ったとします。

オモテをざっとみ終わって、まだ興味があったり、さらに中身を知りたいと思ったら、ひっくり返してチラシの裏を見ますよね?

このひっくり返すという行為が、お芝居や映画だったらシーンが変わる場面転換に当たります。

面が変わることで、次に移動するというストーリー性が生まれるのです。

 

つまり、裏もスペースがあるから何入れたらいい?という提供側の都合ではなく、受け取る側になってみたら、その時に知りたい情報がそこに載ってるべき!

 

オモテ面に掲載されている情報を得た後で、さらに知りたいと思っているからこそチラシの裏を見ようとしている。

さらなる情報を受け入れるという準備ができている状態なんです。

そういう準備ができた人に、次に手渡すべき情報はなにか?という考えてみましょう。

 

無意識にだとしても「裏を見よう」という意図なしにチラシをひっくり返すという行動ができる人間はいません。

自分が何か興味あるチラシを手にし、さらに裏を見ようと思う時も、きっと何か気持ちの変化があってそうするはず。

その気持ちの変化を、自分の場合はどうだろう?と観察したり思い出したりしてみるのも参考になります。

チラシのオモテ面の役割

「チラシを手に取る」というひとつの行動に見えても、実はいろんな気持ちや状態の連続だということがわかります。

そこを詳しく丁寧に見ていきながら、チラシの表面の役割を考えていきましょう。

チラシのオモテ面を見る人はどんな状態か

チラシを見る状態というのは、ざっくり大きく分けるとまず、すでにその内容に興味を持っている人といない人に分かれます。

当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、チラシの作り手の多くが「読んで判断してもらえればいい」という作り方をします。

しかし、それは見てもらえることを前提にしすぎています!

 

興味のない人というのは、そのチラシの存在すら気がつかないし、気がつかなかったことさえ気がつかない、そして圧倒的にそういう人の方が多いのが真実です

教室やレッスンの告知では、この真実を前提にして考える方が効果的な対策を見つけられます。

 

チラシが身の回りにある時、一部のすでに興味を持っている人はなんとなく無意識下で自分の近くに興味のある情報がある、と認識している状態です。

まず、その状態の人が「何か自分にとって役に立つものがある」と判断して、ここにあるのか、と気付くことが必要になります。

目を引く、という役割

オモテ面では、そのための情報を提供することがまず大事です。

何かがあると気づけている状態ではありますが、文字から意味を読み取って考えられる段階ではありません。

なので、まずビジュアルで目を引きます。

広告やチラシで、人目をひくためにショッキングな色やビジュアルを使ったり、関係ないけれども人の興味を惹くもの(たとえばかわいい動物や水着の女性など)を使うというのは、ここに訴えかけてなんとかその情報の存在に気づかせる意図で行われているわけですね。

教室やワークショップのチラシなら、パッと見で何に関してのチラシか?というのがわかるビジュアルが必要です。

 

楽器演奏に関するイベントや講座ならば、楽器の写真やイラストが必要ですし、編み物教室ならば手編みのイメージが必須ですよね。

手編み作品の写真が用意できたとしても、パッと見で編みものなのか布地なのかフェルトなのかわからない作品の写真では、手編み感が伝わらなくて興味を惹くことができません。

 

どんな教室や講座で、何を目的としているのか?どんな人対象か?ということが明確になっていればいるほど、使うべきイメージは限られてきます。

「これしかないよね」という状態になるので迷う必要がなく、ラクなんです。

私がチラシ作成を請け負う時も、この状態を目指していろいろ聞き取りをし、明確にしてから作ります。

ここをぼんやりさせておくと、可能性が多すぎて選択肢が絞れなくなってしまい、この先の作業が大変になります。

 

ここが成功するとやっと「何かしら?」と振り向いてもらえた状態になります。

内容を想像させてチラシを手にとってもらう

それでもまだチラシを手に取るという状態ではありません。

ぱっと見のイメージで、こういう範囲の情報かな?と予測範囲は狭まってきている、そして文字を読むという準備も多少できていますが、文章の意味を取れるまでではありません。

 

なのでここは、短い印象的な単語2、3個で「自分が探していた答えがある」と、わかってもらうことが必要。

狭まってきていた興味のフォーカスをググッと一点集中させて、チラシを手に取るという行動の原動力を湧き上がらせてもらうところです。

 

印象的な単語2、3個、それはワークショップ名やキャッチコピーなどの中に含まれる単語、それが、パッと目に入るという状態です。

 

ワークショップ名やキャッチコピーも、最初から全部読んでもらえると思いがちですが、人が瞬間に読み取れる文字は5文字程度。

いくら魅力的なコピーや名前であっても、まずパッと印象的な単語が目に入り、そのあとに文として読む、という順番で読まれていくもの。

なので、全部の文字を読まないと意味が取れないのではダメなんです。

興味を引きつける5文字までの単語をタイトル周りに2、3個散りばめるのがポイント。

 

それが目に入ってから、キャッチなどの文を読み取る。

そんな順番で目に入った情報を元にチラシの内容についての想像が掻き立てられます。

ここまで来て、やっとチラシを手に取ってもらえる状態ところまで進みました。

内容の特徴を伝える

今まで目にしたビジュアルとテキストを元に、チラシを手にした人の頭の中では、このチラシがどんなものについてなのかの想像が出来上がっています。

それを確かめてみようと思って、チラシを上から下へざっと眺めます。

ここでもまた、目を引くのは単語であり、ビジュアルです。

 

ワークショップや教室の内容について、どんな人向けか?参加するとどうなれるのか?場所や日時は?誰が教えるのか?などが、目立つ単語やビジュアルでわかるように。

この教室やワークショップでしか得られないことはなにか?がわかって、参加を検討する気持ちになれることが大事です。

チラシのオモテ面は読んでもらえない!

チラシのオモテ面は、目を引き、興味を持ってもらうという役目を請け負っています。

文章は読まれないと思ったほうが無難、というか読み飛ばされるものと思ってください。

オモテ面で色々語ったり説明したりしてはいけません!

 

読まれないし、何が書いてあるのか伝わらないし、スペースの無駄遣い!

興味あるかも、と思ってチラシを手に取った人は、オモテ面だけではまだ文章を読むという準備ができていない状態なのです。

オモテ面を見て「もう少し詳しい情報が欲しい」と、思った時だけチラシの裏面を見ようと決め、チラシを裏返します。

 

これを待たずに、どどーんと説明を押し付けては、あっという間にチラシは元あったところに戻されてしまいます。

焦っちゃダメです。

チラシ裏面の役割

手にしたチラシが裏返されるまでは、たぶん3秒もかからない瞬間の話です。

その3秒の中に実はいろんな瞬間が連なっているんですね。

そこをつまづかず、離脱せずに確実に歩みを進めてもらえるよう、丁寧にエスコートするのがチラシの役目、つまりそれがデザインなのです。

エスコートして行き着くゴールはもちろん、お申し込みや問い合わせです。

 

内容が知りたい、と思うからこそチラシを裏返す。

裏返すという行為が挟まることで気持ちが変わります

「文章を読んで理解する」ことにOKが出た状態です。

 

読むという気持ちの準備ができているかどうか、これがオモテと裏の大きな違いです。

裏返してもらって初めて「文章から読み取ってもらう」という手段を使うことができるんです。

 

自分に合ったものかどうかを細かく判定していく段階に入るので、詳細情報は裏面の必須情報です。

 

ビジュアルを使う場合も、より詳しい内容が伝えられるものを使います。

たとえば、レッスンに加えて教室の様子も伝わるようなもの、教える人の人となりが伝わるものなど、オモテ面では情報が多かったり細かかったりして出せなかった情報を出していきます。

両面あるからこそ気をつけたいこと

ここまで「オモテ面を見てから裏面を見る」という順番を大前提としてその内容を考えてきました。

しかし!

世の中の誰かの手にチラシが渡るとき、それが必ずオモテ面から見てもらえるのか?というと「そうとは限らない」のだということに気がつきます。

 

だからと言ってどちらから見てもいいように、両方ともオモテと考えたチラシを作ろうとしてしまうのはNG。

「オモテを見てから裏返す」というストーリーに載せて、見た人の役に立つことをわかりやすく説明する、というのがA4両面チラシが一番生きる使い方です。

なので、まずオモテと裏の印象がはっきりとわかるデザインにすることも大事です。

最初に目にした面がなんとなく裏っぽければ、ひっくり返してオモテから見ようとしてくれるものだからです。

 

また、チラシが裏から見られるかもしれない、という可能性にもうひとつ安全策を施しています。

それは講座やワークショップならばそのタイトルとかキャッチとかを大きめに、裏面の一番上にスペースを取って入れる、ということ。

 

これは、裏から見たときのため、だけでなく、みている人の手間を省く狙いがあります。

興味のあるチラシを見ていて申し込みしたくなって、「で、これなんていう講座?教室?」って、チラシをひっくり返して確認することってありませんか?

この裏返すという手間!

この手間をかけさせるか?かけさせないか?

こういう本当に些細な事が「申し込みしようかな」と考えるときの雑音となるんです。

これをストレスと認識はしないかもしれませんが、確実にストレスなんですね。

 

こういう、ちょっとした違和感とか、戸惑いとか、手間とか、実際に感覚に登っては来ないようなストレスであっても!

チラシを読む間にそれが溜まっていくと、すんなりと申し込みに到達できなくなってしまうのです。

この申し込みへの道のりを邪魔する「雑音」を極力なくすことは、デザインの大事な役目!

 

講座名を一度見たから覚えてもらえているだろう、オモテに書いてあればいいや、というのは提供側の都合や思い込み。

 

チラシのオモテから裏をたどる旅路の中で、どこでどんな瞬間、何を知りたいと思うのか?

そのときに必要な情報が目の前にあることが、申し込むというゴールへの追い風となってくれます。

 

私のやり方が正解というわけではありません。

そのとき、その状況、チラシを手にする人の条件などを考え合わせ、ベストを選んでいろいろ実験していきましょう。

チラシのオモテ面、裏面に載せるべき情報リスト

リストのPDFが、こちらでダウンロードできます。

オモテ面掲載情報リスト

  • 講座タイトル・キャッチフレーズ
  • 日程・時間
  • 会場時間・受付時間
  • 会場
  • どんな人にオススメか?
  • 講座を受けるとどうなれるか?
  • 講座内容
  • 主催・共催
  • 問い合わせ先・申し込み先・QRコード
  • 講師・ゲスト講師の名前
  • 講師・ゲスト講師のプロフィール
  • プロフィール写真
  • イメージ素材(写真・イラスト)

裏面掲載情報リスト

  • 講座タイトル・キャッチフレーズ
  • お客様の声・感想
  • 時間割・タイムスケジュール
  • 受講料・レッスン料
  • 定員
  • 但し書き・注意書き
  • 講師プロフィール詳細
  • 講師写真
  • 地図
  • 問い合わせ先・申し込み先・QRコード

 

これらリストの項目で注意すべき点は、こちらの記事で説明しています。

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多くの人がつい載せてしまうけれど、絶対載せちゃダメな情報や、チラシの使い方についても書いてありますので、ご参考までに!

 

これで、チラシの裏面て何を入れたらいいのか?と迷う事はなくなるはず!

オリジナルに独創的に行くのもいいけれど、こういったちょっとダサいようにも感じる基本的なところをしっかり押さえて作ることで、あなたの良さや特徴が際立つチラシになります。

チラシのデザインで個性を出してる場合じゃないよ!これはあくまでもツール!

本業で個性をキラッキラに見せつけるための補助ツールとして、効率よく上手にチラシを作っていってくださいね!

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