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屋久島縄文杉トレッキング、登山初心者の服装・持ち物と体力作りの全て!

こんにちは、マキコです。

今回は「屋久島縄文杉トレッキング、登山初心者の服装・持ち物と体力作りの全て!」をお送りします。

屋久島と言えば縄文杉、白谷雲水峡

映画「もののけ姫」の世界観のモデルで、誰もがいつか訪れてみたいと思う場所になっています。

わたしも、友人に誘われて二つ返事で屋久島旅行を決めました。しかし、実際「縄文杉が見たい!」と思って、調べてみると、

  1. ガチ登山(標高約1,200m)
  2. 所要時間10時間(約25km・約40,000歩)
  3. 朝4時起き(日帰りの場合)

体力に自信のない50代登山初心者としては、本気で青ざめるガチ登山。

た、体力作りしなきゃ!!!何をどうやって、いつから始めたらいいのか?装備は?

ひとまずあわてて1ヶ月前からウォーキングを始め、歩き方も見直し、最終的には予行演習で、準備登山にも行くことに。

そしてその結果は!?

 

前日に白谷雲水峡、翌日縄文杉トレッキング、という行程をこなしながら、なんと筋肉痛もほぼなく無事トレッキングを終えることができたんです。

 

天気にもものすごく恵まれたおかげもあって、たっぷり景色も楽しみ、帰ってきた後も疲れはてることなく、宿で食事を作るのも苦にならず、足の指にマメが一つできただけで、翌日も、翌々日も、どこも痛くない!

名物の、首折れサバを食べながら、目標達成の嬉しさをかみしめました〜♪

なにしろ、1ヶ月前のわたしといえば

  • 運動は全くしない
  • エスカレーター・エレベーターは積極的に使う派、
  • 電車も座る派
  • 普段は1日中ほぼ、パソコン仕事
  • 12畳の部屋から1歩も出ない日もある
  • 日常生活で、膝が痛くなったこともある
  • 登山未経験(遠足で高尾山に行ったことがあるw)
  • 長時間歩くと、腰がだるくなることがある

という人でしたから。

私がここから、どんな体力作りをし、どんな準備をしたおかげで、筋肉痛ナシで10時間歩けちゃったのか?詳しくお伝えしていきます。

屋久島・縄文杉トレッキングにこれから行きたいけど、服装は?持ち物は?体力が不安!!!という方の参考になれば幸いです。

 

 屋久島縄文杉トレッキング、必要な体力と目安とは?

普段から運動不足を自覚しながらも、筋肉痛ナシで縄文杉トレッキングを終えたいと思うのなら、1ヶ月継続して1日90分、足のトラブルを感じずに歩ける+同程度の山に準備登山という基礎体力を目安に!

そして長距離歩くことについて

  • 自分の面倒の見方を知る(歩くペース・休憩のタイミング・こまめな水分栄養補給)
  • 装備や持ち物で最大限自分をサポートする

という準備も大切。

 

たぶん、屋久島へ遊びに行こうと思うくらいの日常生活を送っている人ならば、ほぼ全員、現状でも、ギリギリの体力を振り絞って、なんとかトレッキングに行ってこれるでしょう。

しかし、そのギリギリの所は、余力がなく、周りの変化に対応しきれない、カラダを痛める、等のトラブルの可能性を、限りなく自分に引き寄せた状態です。

 

それでは、本来楽しみ、癒され、エネルギーチャージに行くはずの旅行が、自分のカラダに我慢とストレスを強いて、体力を使い果たす旅行になってしまいます。

この旅行を、ご自分のカラダとココロ全部が喜び楽しめるものにする、そんな目標を持つのであれば、どうぞ、この記事を参考になさってくださいね。

 

さて、普段の体力作りとしては7、8キロ程度しか歩かないのなら、歩いたことのない本番の22キロを、どうやって歩き通すのか?

それには省エネで歩ける「基本の歩き方」を使うんです。

 

普段の生活でももちろん有効の、膝などのトラブルも起こりにくい、人のカラダの持つデザインを最大限に生かした歩き方です。

基本の歩き方は、次の2章で、解説していきますね。

 

 体力づくりのほかに、歩き方を見直すべき理由

私は、普段はなんともないのに、長時間歩くと腰がだるくなることがありました。

歩くときのなんらかのクセは、ごく小さいものでも、カラダのどこかの余計な力みを生み、それが積み重なって、疲れや痛みに発展する可能性が大いにあるのです。

 

そもそも誰もが、歩きかたは自己流。

誰もが、歩き方のクセをそれぞれ持っているのは当然なのですから、長距離を歩く前には、基本の歩き方をもう一度見直しておいた方がいいでしょう。

すでにもう、日常生活の中で、膝や腰の痛みが時々起こる、という方は、もう少し切実に、トレッキングを考える前に、ご自分の歩き方をしっかり見直しましょう。

歩き方を指導してくれる人にサポートをしてもらうことをオススメします。

予行演習、準備登山のススメ

体力作りのほかに、もう一つやっておくべきこと!

それは、予行演習として、同程度の山に準備登山をしてみること

時期は1週間くらい前がオススメです。

 

準備登山をすると、それまで準備してきた基礎体力がグンと伸び、本番がラクになります!

さらにこれに合わせて靴をならし履きしたり、装備を揃えたりしておくと、本番で慌てずにも済みますし、足りないものや、これあると便利!というものに気づけます。

屋久島へご一緒したバリバリの山ガールが、縄文杉トレッキングの準備として最適!と、チョイスしてくれたのが鍋割山でした。

このさすがの絶妙な予行演習レベルを見てください。

  • 鍋割山 約1200m 7時間
  • 縄文杉 約1300m 10時間

*余談ですが、鍋割山は頂上で鍋焼きうどんが楽しめることでも有名。美味しかったですよ♪

 

ぜひ、登山経験者と、予行演習登山に行きましょう!

そして、行動から持ち物から、いろいろ見習わせてもらいましょう。

私はこの予行演習のおかげで、歩き方はもちろん、服装、休憩の取り方、行動食の内容・摂り方、自分のペースの守り方、水分補給のタイミング、などなど、さまざまな改善点を見つけることができました。

 

本番も大丈夫そう!という手応えを得ることができたのも、大きかったです。

さまざまに行動が制限される登山、些細な気がかりが、初登山のトラブルに発展する可能性を、つぶしておく!これが大事です。

 

体力作り1ヶ月前からのスケジュール

私が実際にやったウォーキングのメニューを元に、1ヶ月前からの体力作りスケジュールです。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

体力を消耗しない、省エネな歩きかたはコレだ!

さて、驚くほどラクに歩けてしまう、「人のカラダのデザインを最大限に使って歩く」というのはどういう歩き方なんでしょう?

必要な力は入っていないと逆に疲れの原因になります。「脱力」「力を抜く」という考えは適切ではないので、忘れてしまいましょう。

 

覚えておきたい歩きの基本

ひとは意識的だけでなく、無意識的にもさまざまにコントロールを働かせ、カラダ全体を使って歩いています。

なので、意識的にコントロールすることを考えるよりも、無意識にどう任せるか?を考えることが、ラクに歩くためには非常に大切なのです。

 

無意識に上手に働いてもらうために、私たちが意識すると良いところ、5つまとめました。

間接的アプローチなので、物足りないかもしれませんが、自分の本来持つシステムに働きかけるには、この方法が一番!結果的に歩きがラクになります。

 

この5つのうごきを一つずつ意識して確認したら、あとはカラダが、その時々に反応して、調整してくれる能力を発揮するのに任せる、ということに、慣れていきましょう。

正しい位置や歩き方をチェックするのではなく、自分の持っているデザインに沿って動くことをジャマしないことを心がけてください。

 

脚と胴体の間の関節の自由さを確認する(股関節)

片脚ずつ、付け根から前後に振ってみましょう。

力で全部動かさなくても、脚の重み、そして反動で、股関節からかなり自由に動くことがわかりますよね。

脚と胴体の間の関節は、球とソケットのような形をしていて、自由にスルスルと動く、この動きを実際にやってみて、その自由な動きを確認しておきます。

足の体重移動(足の骨の仕事)

足のかかとは、写真のような形をしていて、床につくと、その形に沿って転がり、体重が爪先の方へ自然と移動するデザインを持っています。

よく、かかとから着地すると言いますが、意識したいのは実はかかとではなく、かかとから始まる体重移動のうごきのほう。

自分が持っているかかとの骨のデザインがきっかけとなり、転がるように体重移動が起こる、その自然に起こるうごき、ということを意識して、何歩か歩いてみましょう。

脚を振り出す動力(大臀筋)

片方のお尻を手のひらで覆い、その同じ側の脚を、床から離してみます。

手の下の筋肉(大臀筋)に力を入れてみると、脚がわずかに後ろに引っ張られますね。

では、床に脚をつけるとどうでしょうか?

残りのカラダ全部、反対側の脚や上半身が、前に出るのが感じられると思います。

 

歩く時、脚を前に出すうごきは、実はこうやってつくりだされているもの。

ロンドンの宮殿の衛兵交代のように、力を使って脚を持ち上げ、前に出すわけではないんです。

 

踏み出す脚とは反対側の大臀筋が使われることで、反動で脚が前に出ることを意識しながら、何歩か歩いてみましょう。

どのくらい踏み出すかは、脚が振り出されたままに任せます。

 

踏み出した方の脚が「どのくらい自由にそのデザインのままに振り出されているか」を意識してください。

 

よく、「歩幅は小さめに」とか「自分の歩幅で」「自然な歩幅で」と言われる時の歩幅とは、このときの歩幅です。

 

ひざ関節のしくみ

片方の太ももを両手で持ち上げます。

ひざから下を、その重さに任せてぶらぶらとさせてみましょう。

これも、特に力を入れてそうしようと思わなくても、ひざ関節のデザインに沿って自然と前後に膝下が振れるはず。

歩いている時、この動きが役立つ、と思うところがあったら、この自然のうごきに任せてみましょう。

この動きに任せて膝下全体を使っていくことで、ひざのトラブルも減ってきます。

 

足の指の潜在能力を引き出す!

足の指は、見た目は短いですが、その中の骨はもっと長いもの。

足の指が小さい、短いという見た目にだまされ、足の指を使うとき、見た目の長さで使おうとしてしまいますが、実際の骨の長さで使うことを覚えると、足の指の能力がグンとアップします。

骨で見ると、見た目の長さよりも、もっと足の指が長いことがわかります。

この、関節から先の「本来の指」ここが全部、「つまさき」として使えるんです。

 

実験して比べてみてください。

今までつまさきと思っていた、見た目の指先を使って、今までのように爪先立ちをするのと、実際の骨で確認した「本来の指のつまさき」を使って、爪先立ちをするのと。

実際の骨の長さで使う方が、バランスを取る能力がアップしたはずです。

 

つい、小さいとおもうからこそ、力を入れがちな足の指先、普段から、本来の長さを知って、そのデザインのまま使うようにしていると、無駄に力まなくなり、全体のバランスも整います。

 

ウォーキングや準備登山でチェックしておきたいこと

  1. 自分の歩くペースを知る。
  2. 寒暖調節の対応の仕方を学ぶ。上着の着脱、汗を拭くタオルの取り出しやすさなども。
  3. 一気に歩かない。休憩の仕方を覚える。
  4. 水分補給のタイミング。ボトルの取り出しやすさなどチェック。
  5. 雨の日、レインウェアを着てのウォーキング体験をする。
  6. レインウェアの着脱練習。
  7. 登山靴で何回か歩いて、練習登山までに靴をならしておく。
  8. 自分の体力と体調を感じ、反応、対応する力を養う。

2-3. 山道を歩く時に気をつけたいことは?

私が登山をしながら考えていたのは、いかにラクをして登るか、降りるか。

登山後に、筋肉痛がほぼなかったのは、体力作りと基本の歩き方の他にも、そうやって、できるだけラクをする、をモットーにしたからだと思います。

 

つまり、自然の環境や自分のカラダのデザインから生じる、物理的な力を、最大限利用して、筋肉はそれを手伝う程度に使うということ。

難しくはありません。

  1. 岩や木の根っこが作り出す段差を歩く時は、自分が今いるところから、一番近い、一番小さな段差を選びつづける。
  2. 小さな段差を選ぶと1歩でも遠回りになってしまったり、方向転換が必要になる場合でも、そちらを選ぶ。

一歩ずつにこれを心がけるだけ。簡単でしょう?

 

しかし、そんなに大したことない、このくらい普通、と、小さい段差を飛ばしてしまいがちなんです。

丁寧に方向転換するのも、めんどくさい、と。しかし、それを10時間やってしまうから、筋肉痛になるのですね。

 

いちばん高低差の少ない段差を選び続けてください。

見た目の距離や歩数にとらわれず、どうやって目の前の一歩の、筋肉の負担を減らし、ラクして歩くか、登るか、を、自分で探求しながら歩くのがポイントです。

足場が悪いところに、足を置かなくてはならない時は、自分の足が、地面と出会うことへの興味を抱きながら、足を置いてみましょう。

 

トレッキングシューズを通しながらも、自分の足の裏で、足を下ろす先の岩や木の根が、いったいどんな硬さで、どんな形でどんな感触かしら、と自分に問いかけます。

よくやりがちなのが「滑らないように」「大丈夫かな」と、不安に思いながら足を出すこと。

 

そうすると、足先は緊張し、もれなく体全体も緊張してしまい、疲れも溜まるし、余計にバランスを崩しやすくなってしまうんですね。

その予防策として、足と地面の出会いに興味を持つというミッションを足に与えます、これがカラダの無意識に対してうまく働いてくれるんです。

 

こんな間接的なアプローチが上手くいく、私たちのカラダの無意識って面白いですね。

どうぞ、自然と会話しながら、あなたを縄文杉まで導いてくれる山道と、足での会話を楽しんで下さいね。

 

膝を痛めないために知っておきたい脚の使い方

これは、普段からも使える、ひざを痛めないための知識です。

再び、太ももを両手で持ち、膝下をぶらぶらとさせてみてください。

 

力を入れているのでなければ、膝頭(太ももの骨が伸びる方向)と、爪先の方向がほぼ一致しているのがわかるでしょうか。

これが膝と足の自然な本来の位置関係なのです。

足首から先を、ひざと違う方向に向けるのはもちろん可能です。

しかし、そのまま体重をかけてしまうと、膝関節の中の、本来力が加わらなくてもいいところに余計な力がかかり、痛める原因となります。

急な方向転換の時など、とくに痛めやすいので注意してください。

 

私も実際に何度か、車を運転していてブレーキを踏む時、また、楽器のカバーをかけたり外したりする時。

うっかり、つまさき方向と膝が違う方向を向いたまま踏み込んだり、体重をかけたりして、痛めた経験があります。

 

では、内股や外股で歩いてはいけないのでしょうか?

いいえ、着物などでは内股に歩きたいですよね。

その時使うべき関節は、膝ではなく、股関節なんです。

 

膝とつまさきは同じ方向を向けたままで、股関節を使って足全体の方向を変えて、内股にします。

何気なくやっている足の動き、ちょっと気をつけてみてくださいね。

下山の段差を降りるときなど、注意すると、膝を痛めるリスクを下げてくれます。

 

ラクな段差の上がり方、降り方

段差を上がる時は、足をかけてカラダを持ち上げる筋力が必要、と思いがちですが、必ずしもそれは必要ありません。

基本の歩きかたで説明した、大臀筋、覚えていらっしゃるでしょうか。

 

段差を上る時も、意識するのは大臀筋。

膝から下が自然に振り出される勢いを利用して、目指す段差に足を載せ、その時踏み出す脚と反対の大臀筋が使われることを意識しつづけます

先に踏み出す靴の真上に頭がある状態が、重心がぶれずにラクに安定して歩けます。

頭を一番先に、足をかける段差の、膝の上の位置に、積極的に持っていき、その反動も利用します。

体重を後ろ足に残してしまうと、カラダを力でえいやっと持ち上げることになり、筋力も体力も余計に必要になってしまいます。

 

この、自然に振り出される勢いや、重心移動で生まれる力の反動など、そういったものを最大限に活用していくと、自分の膝くらいまである段差でも、ラクに登ることができます。

足元に注意を向けすぎていると、つい、カラダを縮めてしまいがちですが、上半身は伸びやかに。

自分の脊椎の長さ、そして常に自由にバランスをとって伸びやかに頭蓋骨を支えている、そのイメージを持ちながら、段差をこなしましょう。

 

こうして、カラダ全体のコーディネーションを整えながら動くことが、動きのパフォーマンスを最大限に引き出し、歩くための全身の筋肉の動きを、サポートしてくれます。

よく、姿勢トレーニング等で言われる、頭の上から紐で吊り下げられるように、という指示は、脊椎をまっすぐにというイメージが無意識で働きます。

脊椎のカーブを必要以上に伸ばしすぎてしまいやすく、体重が後ろ足に残りやすく、逆に背中や腰の疲労につながります。

 

足のマッサージで、トラブルに強い足になる

これは、今日からすぐにでも始められる、足のバランス能力を高める方法です。

  1. 足の甲部分にある、リスフラン関節といわれる部分を動かします。
  2. 足の指の関節を動かします。
  3. (親指・人差し指)と(中指・薬指・小指)の間、の関節を動かします。

足には、カラダの骨の四分の一にあたる数の骨が集まっており、カラダのバランスを取るためには、その骨たちが、それぞれの関節面で微細に動けて、調整できる必要があります。

 

足のマッサージを続けることで、必要な時に微細に動ける力がアップ!足の調整能力が高まります。

理想的には、ウォーキング前と後にやってください。1ヶ月もすると、触った時に足の柔らかさが違うのがわかります。

普段の生活で、足が疲れたりむくんだりした時にもオススメですよ。

 

トレッキングポールの使い方

最初、全く使うことを考えていなかったトレッキングポール。

しかし、予行演習登山の鍋割山下山で、友人のを借りて試したところ、最初から使えば、かなり体力がセーブできる、と実感したので購入を決めました。

 

使う時には、まだ余裕があるうちから使うのがオススメです。

基本的な使い方の一番の注意としては、

  • はずれたらこけるほどには、体重をかけないこと。
  • トレッキングポールを使って自分のカラダを引き寄せないこと

めったに折れない仕様になっているとはいえ、トレッキングポールが折れたり滑ったりしたら、転ぶような使い方はしません。

 

そこまで力をかける使い方をしていたら、手や腕の筋肉も、筋肉痛になってしまいます。

私も初めて使った時は、上腕二頭筋に筋肉痛が出てしまいました。

カラダに近いところで使うことを基本とし、強く握りすぎない、力をかけすぎないようにすれば、筋肉痛にもなりません。

 

持ち方・動かし方

  1. 基本は手首に紐をかけてスキーのストックのように、グリップを握る
  2. 腕の自然な振りについていける程度の、最小限の力でふんわりと握る。
  3. 地面を刺す時は、腕の重みを乗せるくらいの気持ちで。
  4. 下りでは、グリップを上から握るもあり。
  5. 腕の振りについていく感じ。腕の力で持ち上げない。
  6. 腕と一緒に動かすつもりで。腕全体で持ち上げない。

 

トレッキングポールを上りでどう使うか?

歩きの基本のところで、大臀筋の話が出てきましたね。

大臀筋が働くと、反対側の足が、その反動で押し出される、という話。

 

登りのトレッキングポールは、この大臀筋の働きを手伝うために使います

つまり、大臀筋が使われている時に、一緒にトレッキングポールの先を地面に軽く突き、振り出された足がより前にいく作用を生み出すために使うのです。

 

腕が振られるのについていく形で、カラダの横に交互につけば、自然とそのタイミングで突くことができるはずですが、もう少し詳しくタイミングを説明しますね。

 

右足が振り出される時、左の大臀筋が使われるのと同時に、右手のトレッキングポールも地面に突きます。

意識するのは振り出される足です。「大臀筋+足」と「地面についたトレッキングポール」に挟まれた足がブランコみたいに振り出されるという感じ。

 

大臀筋とトレッキングポールの共同作業ですね!

カラダを前に押し出そう、ではなく、足は自然に振り出されちゃう感じ。

腕の重みをトレッキングポールに預ける程度の力で、十分な大臀筋のサポートになり、足がすこし遠くに振り出されるようになり、歩きが非常に楽になります。

たまに、トロッコ道の隙間に挟まったりするのに気をつけましょう。

そして、滑りやすい木の根っこや、石の上などには付かず、土に突くようにしてください。

 

トレッキングポールを下りでどう使うか?

ここでも、歩きの自然な仕組みから見ていきます。

人が歩く時、どこが一番最初に動くかわかりますか?

 

正解は頭。

動物を見てもそれは同じ、動こうとする方に視線をやり、頭が動くのにカラダがついていって、足が出ます

脊椎動物はみんなそうです。赤ちゃんも同じです。

 

ためしにやってみましょう。動こうとする時、頭をそのままに足を移動させようとするのと、頭を移動させそれに足をついてこさせるのと、どちらがバランス良く動けますか?

 

頭にカラダと足がついていく。この順番は、平地でも登りでも、下りでも階段でも変わりません。

しかし、下りや階段で、頭を先に動かす、って、つんのめりそうでちょっとコワイですよね。

 

本来は、そうした方が効率よく自然に、バランスを崩さずに歩けるのに、恐れが先立って、カラダが、わずかながら後ろに、のけぞってしまいます。

そうすると「歩く」という、前向きの動きに拮抗する力を、自分で作り出してしまうんです。

これがカラダ全体のバランスを悪くし、さらにそのせいで不安が生じる、という悪循環にもなります。

 

さらに、無意識のうちに首や背中の緊張を生じさせるため、腰に体重がかかり、肩こりや腰痛につながる、カラダへの負荷の貯金を、積み立てることにもなります。

ではどうするか?

自分を安心させてあげるのです。

下り坂や段差でのトレッキングポールは、怖がることなく頭を最初に動かせるよう、カラダが後ろへ行こうとするうごきを発生させないために、使います。

「前傾しよう」とか、「後ろへ行くのをやめよう」と、意識的にコントロールしようとするよりも、「怖い」という気持ちをなくすほうが、適切な範囲でうごきを改善することができます

 

本来なら、カラダに備わったバランスシステムが、きちんと働いてくれるので、トレッキングポールの支えは、なくても適切に動けるはず。

しかし、コワイという気持ちが生まれるのは止められません、ですから、その気持ちの面倒を、見てあげるのです。

 

日常生活でも、階段を降りたりするとき、必要ないけれど、安心のために壁に手をおいたりする、あんな感覚です。

なので、トレッキングポールを突く場所は、自分が安心できる場所!

ここでちょっと支えがあると、安心して頭を先行させ、これから足を置きたい場所の真上に頭を移動させることができる、という場所。もちろんカラダの重みを支える必要はないということです。

 

多くは進行方向・前方のはずですが、その時の足元やその先の状況はさまざま。

踏み出す足の何センチ前くらい、などという他人の目安は、残念ながらあてになりません。

そういった、現場が反映されていない情報を基準に持ってしまうのは、逆に危険。

 

自分のカラダの情報収集能力、対応力、判断力を信頼し、自分で安心できる地点に見当をつけてトレッキングポールを使う、という経験をたくさんしてください。

 

他の、平坦な下りでは、手を振るのにトレッキングポールをついていかせながら地面に軽く置く、くらいの使い方で大丈夫。

大臀筋のお手伝いと、怖れの面倒をみること、この二つの使い方を、25キロの登りくだりの中にあるさまざまな傾斜で、「今はどっちを使ったら楽だろう?」と、試しながら歩いてください。

 

きっと、これ以外にも歩きやすい使い方を、自分でもたくさん見つけられるはず。

そうやってトレッキングポールと仲良くなってくださいね。

 

どうしても上手に使えなくてなんか疲れる、と思ったら、無理せずに使わないという選択を。

自分が歩きやすいのが、一番ですから。

 

屋久島トレッキングの服装・持ち物リストと詳細

高尾山へ、遠足に行ったのが唯一の山経験のわたくし、本当に装備についてはわからないことだらけでした。

そういう時の基本は、経験者、お店の人に聞く!に限ります

情報を集めるのはネットでもいいですが、必ずお店で実物を見たり試着してくださいね!

 

そして、この先も登山をするつもりがあるかどうか?を考えておくことが、購入を迷ったときの目安の一つになります。

 

屋久島では、レインウェア、ザック、シューズ、などがレンタル可能なところも。ガイドさんもレンタル情報を持っていると思います。

それを利用してもいいですからね。

 

標高差による気温変化や、時期によっては防寒装備もバッチリ必要ですし、とにかく雨の島でもありますから、雨に対する装備だけはしっかりと。

そして、自分が行く時期には、何が必要かを、経験者やお店の人、ツアーの担当者などにきちんと確認して準備をしてくださいね。

 

服装リスト

ではまず、服装と装備、頭から順番に。リンク先は、わたしが準備したのと同じものです。

帽子 サンシェードあると快適。雨向けに、ゴアテックス仕様を選んでも可。

トップスは3枚重ね着しました。ブラタンクトップ+長袖Tシャツ+半袖Tシャツです。

ブラタンクトップ 軽量で速乾性、汗で冷えない。

長袖Tシャツ 超軽量、速乾性。汗で冷えない。(UVカット機能がないのが残念でした)

Tシャツ 速乾性のあるもの。登山メーカーのものでも、タグで素材を確認しましょう。化繊・綿混(綿100%は×)

 

ボトムスも、準備登山で冷えが気になったので、ハーフタイツを追加しました。

ショーツ 一般的なもの、化繊(綿・綿混は×)

ハーフタイツ 軽量で速乾性。汗で冷えない。

登山用パンツ 速乾性、ストレッチ素材。

もう一つ、ボトムスの上2枚は、こんなバージョンも用意してました。スポーツタイツは筋肉をサポートしてくれるのでオススメ。

スポーツタイツ 筋肉サポート機能のあるもの。

ハーフパンツ 撥水性、ストレッチ素材。

 

足元はこんなかんじ。靴下は長めを選びましょう。

靴下 足の機能や筋肉のためのサポート機能があるもの。

インソール 脚の機能をサポートするもの。

トレッキングシューズ ゴアテックス必須。タウンユースにもしたくてミドルカットを選択。小石や葉が靴にはいるのを防ぐゲーターがあったらよかった。

 

私が屋久島を訪れたのは5月末、出発最終日が梅雨入り、という時期。

最終日、飛行機が欠航になったものの、縄文杉トレッキングの日は、ガイドさんも絶賛の好天気だったので、レインウェアの本格的な出番はなかったんです。

ゴアテックスではないものを選んだのは、今後の登山の予定がないから。そういう人は、屋久島でレンタルするのでも、いいかもしれません。

私の準備したレインスーツ、普段、雨の時に着てみた印象では、縄文杉トレッキングで雨だったとしたら、そしてもう少し暑い時期だったとしたら、ゴアテックスで蒸れを逃す機能のついたもののほうがいいかも?と感じました。

レインスーツ ジャケットとパンツがセパレートのもの。

服装で気をつけること

シューズはもちろん、ウェアは全て、下着も、試着してから買いましょう!

特に、機能性ウェアは、フィットしていてこそ、その機能が発揮される、というものも多いし、一般の洋服とは、サイズ感が全然違うのでご注意を

 

登山パンツは、もうね、めまいがするほど快適です(笑

わたしが、試着室でパンツに脚を 通した瞬間に感じたのは

「もし、登山途中でなにか大変だったり疲れたり、頑張らなきゃいけなくなった時、この快適さは自分に力をくれる、これがあったら確実にもうひと頑張りできる!

という、確信でした。なので、思わず衝動買いしてしまったのです。

 

本番では特に危機的状況はありませんでしたけれど、この、装備からもらえる安心感、利用しない手はないです。

上級者でも難易度の高い山に登るわけでもないのに?

 

いや!超・初心者だからこそ、自分の体力や気持ちを、あらゆるものに守ってもらうんです!利用できるものは全て使う!

なので、ちゃんとした登山ウェア揃えることを強くオススメします

また、登山ウェアのいいところは速乾性で、洗濯して夜干しておけば、部屋干しでも、朝には乾いてしまうところ。

おかげでTシャツとブラタンクトップ、長袖Tシャツは連日着ることができ、1着で済んだので、旅行中にはすごくありがたかったですよ。

普段着も全部登山ウェアにしたい!と思ったくらいでした。

 

レインウェアを快適に着こなすコツ

レインウェアの着方、特にフードのかぶり方で、その後のパフォーマンスが大きく変わってくるのをご存知ですか?

雨が降ると、よく肩をすくめて歩きますよね。

 

レインウェアを着ている時もその習慣が出たり、また、レインウェアに身を包むことで、ちょっと動きが制限されたり、無意識で自分の首を縮こめたりしがちです。

そうすると、首や肩に力みを残したまま歩きつづけることになり、疲れがたまりやすくなります。

 

それを予防するには、特にフードをかぶる時、こんなことを意識してみてください。

自分がレインウェアやフードの窮屈さに合わせて縮まる必要はない、と自分のカラダに言い聞かせます。そして自分は堂々としたままで、フードを自分に合わせるようにかぶります

 

歩いている最中も、たまに深呼吸を何回かして、レインウェアの中でも、のびやかに自由に動いていい、と自分に言い聞かせましょう。

そうして、首回り、肩や腕の付け根のあたりの力みを、マメに取ってあげるようにすると、あとの疲れが違ってくるはずです。

 

持ち物リストと詳細

リュックを探す条件で、個人的な趣味で、譲れなかったのはこの4点。

  • ザックカバー付き
  • ヒップベルト付き
  • フロントポケットあり
  • 1kg以下

大きさ選びのポイントは、必須装備と、お弁当2つ(朝・昼)が入るサイズ。26Lくらいあれば十分です。

ポーチは、ペットボトルホルダー付きを選び、300mlボトルを入れて、立ち止まった時などに、気軽に手元で水分補給できるようにしました。

 

トレッキングポールを使っていると、両手がふさがり、つい水分補給などがおっくうになりますが、行動食も含め、マメに摂取しましょう。

 

リュック 26L、軽量(1kg以下)ザックカバー付き

ザックカバー ザックカバーのないタイプの場合は別途用意。必須

ポーチ ペットボトルホルダー付き

トレッキングポール 買う時に、サイズ確認と、組み立て方確認をすること。

 

リュックのヒップベルトには2種類あります。

  • 細くてウエストに巻ける部分に付いており、背中で荷物が動かないようにする役割
  • 幅があって骨盤に巻ける部分に付いており、腰で重みを支える役割

後者は、荷物の重さが肩にかからないので、実はとても歩くのが楽なんです!

 

しかしもっと大容量のリュックにしかついてないことが多く、このサイズでは、ついていると重くなったり、お値段が高かったり。。。なので、今回は諦めました。

肩だけで重い荷物を持つと、肩の血流が悪くなり、最悪は腕がしびれたりすることもあるので、腰で持ちたかったんですけどね〜。

 

このヒップベルト、付いているのに使わないでぶらぶらさせてる人多いですが、非常にもったいないです。胸のところのチェストベルトも同じです。

ラクさが違ってくるので、ヒップベルト・チェストベルトはぜひ使いましょう!

その他持ち物

  1. お財布 バス代、入山協力金
  2. 健康保険証
  3. お弁当(朝・昼) 頼めば大抵ガイドさんに手配してもらえるはずです。
  4. ビニール袋 ゴミ袋、防水用の袋、など。
  5. 水筒 沢水を、あちこちで汲んで飲むことができます。
  6.  ペットボトル500ml 300mlボトル1本。水筒があれば500ml1本でOK。
  7. 行動食 休憩の時は必ずエネルギーチャージを!ジャンクフード、砂糖が苦手なのでこんなラインナップになってます。そしてアミノ酸はスポーツの基本だそうです。
    1. マヌカハニードロップレット ウエストポーチに入れておいて歩きながら。
    2. 食塩不使用ミックスナッツ
    3. 甘栗
    4. ドライプルーン
    5. シリアルバー
    6. アミノバイタル トレッキングの前と途中と後で合計3回飲む(登山経験者からのアドバイス)
  8. ヘッドライト 事前に新しい電池を入れ、使い方を確認しておく。
  9. 手ぬぐい 綿100%だが、薄くて乾きやすく、首に巻けばしまう手間もない楽ちん汗拭き。
  10. 折りたたみ傘 雨のときのお弁当タイムに活躍するそうです。
  11. 携帯トイレ トイレは何箇所かありますが、念のため必携。
  12. 常備薬・日焼け止め
  13. ティッシュ・ウェットティッシュ
  14. グローブ 登山用、岩や木につかまるときに。滑り止め付きの軍手でも可。(私は持って行ったけれど使いませんでした)
  15. 携帯電話 電波は通じないところが多いそうですが、ガイドさんとの連絡用。

 

屋久島縄文杉トレッキングをより楽しむために

  • 頑張らないこと!
  • 我慢しないこと!
  • ラクをすること!
  • 焦らないこと

とにかく、自分のペースを守ることに注力しましょう。

 

狭い登山道の場所では、登りの人が優先となります。

誰かが、待って道を空けてくれている、と思うと、つい急いで通らないと悪い、と思ってしまいますが、慌てない、急がない。

 

また、景色などを見たかったら、歩きながらやってはいけません。確実にフラつきます。

周りの景色を見たい時は、邪魔にならない、足場の良いところに立ち止まって景色を見てください。

 

ガイドさんとのよりよいつきあい方

私たちはフリーな旅行だったので、自分たちでガイドさんの手配をしました。

5月末に探したわけですが、希望の日に頼むには、1ヶ月以上前に手配した方がよさそうでした。

 

登山ガイド、必要なの?という質問もよく見かけますが、登山初心者ならばお願いすべきです。

わかりやすい歩くだけのコース、と言われながらも、遭難事故が実際にあるそうです。

難しいところに行くから遭難するのではなく、軽く見ての油断が、トラブルを引き寄せてしまいます

 

そして、迷わないため、詳しい話が聞ける、ためにだけガイドさんを雇うのではありません。

初心者ができない、ペース配分や、休憩タイミングなど、また、何かあればその場に合った最善の方法を提案してもらえる、リスク管理のためにお願いするのです。

 

何か、希望があったり気がかりがあれば、しっかり事前でも、登山中であっても伝えましょう。

どんな小さな体調不良でも、絶対に我慢せずに!

 

歩いている最中に、休みたい、よく見たいものがある、靴の紐を結びなおしたい、もうすこしペースを落としてほしい、など、遠慮なく伝えることが、トラブルを小さなうちに解決してくれます。

 

また、だまって案内されているのは、気まずいから何か話さなきゃ、と思ってしまうこともあるかもしれません。

体力に余裕があって、しゃべりながら歩けて楽しいのなら、もちろんいいのですが、体力的、気力的に負担と感じたら無理することはありません。

 

プロのガイドさんは、そういう気を使ってもらえなくても、気分を害したりしないからこそのプロ。

私たちが安全に快適にトレッキングを楽しむため、自分自身の面倒をしっかり見ることに注力できるよう、プロにお願いしているのです。

 

前日までの体調管理で気をつけるべきこと

縄文杉トレッキング、10時間歩くわけですから、朝は早いです。ガイドさんは、朝4時に迎えに来てくれます!

となると、前日9時台には寝ておきたいですよね。

 

普段寝ない時間に寝るのはなかなかできないし、旅行でははしゃいでしまうものですけれど、逆算して体調管理しておきましょう。

 

縄文杉トレッキングの登山口までは、荒川登山バスで、山道を30分ほど走ります。酔いやすい人は寝不足にくれぐれもお気をつけください。

 

まとめ

体力作りメニューと歩き方をメインにお伝えした、超・登山初心者のための、屋久島・縄文杉トレッキング攻略法、いかがでしたか?

 

準備をしっかりすれば、今、体力に自信がなくても、縄文杉トレッキング、筋肉痛なく行く体力はつけられます。

わたしが、登山初心者だからこそ、安心を得るためにした、準備の数々。

 

山に登ったことある人ならば、大げさだと思うかもしれません。

しかし、自分が今どんな状態で、どんな安心を手にしたいのか?最終的に何を得たいのか?それは人さまざまです。

 

人と比べる必要はありません。あくまでも自分の快適さと安全を追求してください

何よりも、自分のカラダとココロのために、愉しみのために、時間とお金と、労力を使いましう。

どうぞ安全に、屋久島・縄文杉トレッキング、楽しまれますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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