ホームページを作りたいという方にたまに聞かれるのが「ランディングページ」って何?という質問。
「それを作らなきゃいけないの?」とか、「そもそもホームページとどう違うの?」という質問とともに。
知らないことって不安になっちゃって、それをやらないとすごくソンしたり人から遅れたりしちゃうかも!という恐れを感じたり。
あるいは「私は何も知らないんだわ〜〜〜」と考えてやっぱりHPとか向いてない!とか考えてしまったりするんだけど、そういう妄想はちょっと待った!
今日は、この記事を読むことで、ランディングページに関する知識を整理整頓し、自分には必要ない!と判断できるようになっていただこうと!
正しい使い方とか知らなくていいんだから。使ってみたいと思うなら止めません。
では、まいります。レッツゴー\(^o^)/
ランディングページの仕組みと役割
飛行機の着陸のことをlandingって、言いますよね。
ランディングページは、あなたのホームページに訪れた人が、最初に着陸するページのこと。
ホームページはついつい、トップページから見てもらえるもの!と考えがちですが、実際は違います。
検索で訪れた人は、検索にヒットした、その特定の記事がランディングページ。
サイトURLのリンクから訪れた人には、トップページがランディングページとなるわけですね。
こういう意味で使う場合は、誰かがあなたのサイトにたどり着いた時に「最初に訪れたページ」のこと。
ランディングページを調べることで、よく読まれる記事がわかったり、そこからサイト内をどう回遊してるかをさらに調べたりして、アクセス解析をしたり。
こういう話題の時に使うのは「最初にたどり着いたページ」という意味なんですが、もう一つの使われ方があります。
ランディングページという言葉は二つの使われ方がある
最初に着陸するページ、という意味では一緒ですが、
「ランディングページ制作請け負います」
「ランディングページを作らなきゃ!」
とかいう使われ方をする時。
この場合は、一つの商品やサービスを売ることに特化したページをのことを指します。
いわば、その商品だけを売っている特設店舗ですね。
大抵の人が様々な形で目にしたことがあるはずです。
一つの商品サービスについてながーく、説明や効能や感想などが続き、「今すぐ購入する!」というボタンが繰り返し出てくる商品サービス販売ページって、見たことないですか?
読み終わるとなんか書いたくなっちゃうアレ!
一番よくあるのがセミナーとか、ネット販売の本とかオンライン講座とか。
石鹸や旬の特選フルーツやおせちなんかでもありますね。
あれがまさにランディングページと言われるものたちなのです。
アクセス解析の時には人が自然にたどり着いたページのことを指し、マーケティング戦略的な話の時には、呼び寄せた人を購入する気持ちにさせるためのページのことを指すんですね。
ランディングページの役割
「呼び寄せた人を購入する気持ちにさせるためのページ」ということは、役割はズバリ「商品購入」です。
たくさんの写真や説明、効能に体験談、などでなんとか購買欲をそそり、煽ったりもして、自分にこれが必要だと判断してもらい、買う決心をさせるためにランディングページはあります。
商品購入まで、お客様をふかふかの赤ジュータンを敷き詰め、横道にそれないようエスコートするのが、ランディングページの使命!
自分の商品サービスをお客様とサシで!何にも誰にも邪魔されないようにお話を聞いていただき、気持ちを盛り上げて、「あぁ私に必要だわ!」と判断して買っていただく、そのための、専門特設店舗がランディングページなのです
「購買欲をそそる」とか「煽る」とか読んでざわざわしませんでした?
それはね、あなたが、「いいものだと説得して売ること」がビジネスやマーケティングや営業なんだと勘違いしているから。
そして「それをやらなきゃ売れないのよね、やだな〜、苦手」って思ったから。
それは実はとっても見当違いの思い込み。
説得して売るのはただの押し売りで、あなたがやるべき本来のビジネスには必要ないものです。
その誤解を解く必要があることをお伝えしつつ、今はひとまずそのざわざわ、ちょっと横に置いておきましょう。
ランディングページの特徴
普通のホームページと何が違うのか?
ランディングページは商品サービスを売るという役目に特化させてあるため、一般的なホームページやブログ記事ページとは違う部分がいくつかあります。
普通のホームページやブログの記事などは、ページの周りに、ホームページのメニューや、SNSへのリンク、メルマガ登録フォームや、他の記事へのリンクがくっついた状態で表示されていますよね。
それは、その記事を読んで帰ってしまうのではなくて、もっとホームページをいろいろ読んでいってほしいから。
読みに来た記事だけでなく商品サービスに興味を持って購入に至ったり、メルアドを登録するなどして見込み客になってくれることを目指しているわけです。
この私の今の記事もそうなんですよ。
この記事の周りに、おすすめ記事や、プロフィールや、メニューバーを見ればサービスのページにも飛べるようにしてあり、SNSへのリンクなんかもあります。
ホームページ・ブログでは一般的な作りです。
しかし、ランディングページは違います。
基本的に、どんなに長くスクロールさせるページでも、一つの商品サービスの丁寧な説明と、それを買うためのボタンしかありません。
入り口は多ければ多いほどいい!しかし、出口は「購入する」ボタンの一つだけ。
基本、元いたページに帰りたくても帰れない、購入ボタンを押さないならばそのページのウインドを閉じるしかないようにあえて作ったりします。
気軽に何かをクリックしてページから離脱させることのないように、という意図で作られています。
余計なリンクは一切入れないのが基本。
一般のwebページだって、ページを移動するたびにサイトからの離脱率は上がってしまうのです。
ランディングページに、ヘッダーやフッター、サイドバーが見当たらないのはそんな理由があります。
まさに特設店舗!
ネットショップなどでも購入を促すために、普通のページでありながら、この、ランディングページの様式だけを取り入れて、長い繰り返しの説明や購入ボタンを設置しているものもあります。
しかしあれは、ランディングページ風なだけで、ランディングページではないのです。
理由は、ヘッダーがあり、フッターがあり、サイドバーがあり、他のサイト内のページと自由に行き来できるようになっているからです。
ランディングページ作りに必要なものは何か?
ランディングページを作る楽な選択肢としては
- ランディングページが作れるプラグインを入れる
- ランディングページが作れる機能がついたWordPressのテーマを選ぶ。
- ランディングページを作れるサービスを使う。
の三つあります。
WordPressを使ったことがある人なら、新規ページで作るのかな?って思いますよね?
じゃ、投稿ページでつくるの?固定ページでつくるの?
あれ?でもどっちにするにしても、ヘッダーやフッター、サイドバーはどうやって消したらいいの?
と、私も昔悩んで、知らないおかげで余計な出費やら手間やらをかけてしまいました!
そんな体験を参考にしつつ、今だったら私はこうするな〜というオススメを書いておきます。
プラグインで作る
一番簡単なのは1。
しかし、私これ、以前使った時にどうもうまく作りたいページが作れなかった記憶があって、これで作れますよ!というおすすめはできないのです。
プラグインて色々増えてくと、テーマによってはコンフリクト(っていうのかな)してどうもうまく使えないとか、プラグイン同士でどうも相性が悪いとかあって、素直に使えないこともあるんですよ。
なので、個人的にはプラグインでできるよ!と言われても手放しで喜べない&プラグインをあまり増やしたくない派でもあります。
やってみたいと思う人は「プラグイン、ワードプレス 、ランディングページ」で検索してみましょう。
人によってPC環境、ホームページ制作環境がどうか、また、なにが面倒と思うかどうか、などは個人差がありますからねー、解決方法は幾つも知っておいて、自分で試していくしかありません。
これで自分の望むものが作れ今のテーマのまま使えるなら、一番簡単でいいですよね。
LPが作れるワードプレスのテーマを探す
2も楽ですよね。プラグインを入れずともLPが作れるテーマを使うんです。
有料無料といろいろあるので使ってみたらいいと思います。
この時に気をつけたいのは、すでにワードプレスを使い、テーマを決めて運営を始めてしまっている人は、新しいテーマへ乗り換えすることになる!という点。
それはつまり、デザインが変わるということなので、画像の大きさや場所が変わったり、今まで表示されてたボタンやページが表示されなくなったり、その逆もあるわけですね。
自分が今まで作った記事は引き続き使えますが、メニューバーとかサイドバーとか新しいデザインテーマにはめ込み直すような作業が発生するので、それを納得した上で乗り換えはしましょう。
また、「LPテンプレート」というものも見つかると思います。
テンプレートというのはワードプレスのテーマのこと。
私、知らなくて買っちゃったんですよ。このLPテンプレート!プラグインのようなものだと思ったけど、実は有料テーマだったという。
ランディングページ専用テーマなので、ブログやホームページを思うようなデザインで作る、というのができないか難しいかのどっちか。(すみません、昔の話なので忘れました)
いざ使おうとして、「テンプレートって、テーマのことだったん!?今のテーマで作り込んであるのに、変わっちゃう!」って呆然とするという。。。
やーねー、イラチだから確認しそこねてこういうことがたまにあるんですわw。
この場合使い方としては、自分の持っているホームページのドメインとは別にサブドメインとかを作って、ワードプレスをインストールした上にこのテーマを入れてLP専用に使うのなら便利かも?
もともとアフィリエイトとかバリバリやってる方向けでもあり、そういう方はたくさんLP作らなくちゃいけないから必要だろうけど、講師業の私たちはどうですかね〜?
そして、確かにあっという間にできる!のですけれども、いかにもランディングページ「らしい」ページができてしまうということ。
ボタンやら見出しやら、背景やら、簡単にそういったものが配置できるようになってはいます、けれど、それらのデザインとかが特売チラシっぽいというかなんというか。
私には、そのデザインそのものもちょっと自分の商品サービスには合わないと感じられて、枠組みは使うものの、自分で入れ替えたり色を変えたりしてカスタマイズし直すという、あまりテンプレートの意味がなかったというね。
用意されたテンプレートで作成楽々!とかいう時には自分が使いたいデザインかどうか、というところも確認しましょうね。
外部サービスを使う
そんなわけで、3が一番オススメ。
私たちのような小商いレベル〜なるべく手間暇かけず、自分で作れてそこそこ機能してくれる集客ツールを使う〜ならば、外部サービスを使うのがオススメです。
1ページもののページが作れるサービスがあるんですよね。これ、便利!作って自分のホームページからリンクさせるだけでいいわけです。
ペライチ
さて、ランディングページを作る場合、自分のワードプレスでなんとかしようとする時と、他のサービスを使うというところの違いはなんでしょうか?
ランディングページの置き方
WordPressを使っている人は、たぶんご自分のドメインを取得して、そこにホームページを置いているはずです。
自分で借りた土地(サーバー)に、自分で決めた住所(ドメイン)を設定して、家(ホームページ)を建てるというイメージ。
プロフィールやブログなどのページは、家の中の部屋のようなものです。
それぞれ、訪れた人が見て回ることができるように、リンクが張られています。
もちろん全部自分の敷地内にあります。
ランディングページは、ヘッダーもフッターもなく出口は一つ!のページと言いましたが、独立した離れのようなものを想像してください。
庭に設置した特設店舗という感じになりそうなのですが。。。
自分のサイトに置く場合
プラグインを使ったり、テーマに搭載されている機能を使ったりしてランディングページを作る場合。
自動的に自分の借りた土地(サーバー)の敷地内にページを置くことになります。
自分の敷地内にあるページには、全て自分の決めたドメインから始まるURLが設定されているはず。
ランディングページももれなく、自分のドメインの入ったURLとなるはずですね。
ではペライチなどの外部サービスを使うとどうなるでしょう?
外のサイトに置く場合
これは、ランディングページを外部、つまりよその敷地(サーバー)においてもらうことになるわけですから、自分のドメインの入ったURLにはなりません。
昔、間借りしている人のところに郵便を届ける場合、「誰々内 ナントカ様」とか「誰々気付」なんて書いたんですけど、まさにそういうURLになっちゃうわけです。
この、ランディングページに自分のURLがつかえないということがどんな影響があるのかというと。
まず、ランディングページを外部においていることが、見た人にわかってしまうわけですね。
URLなんて見もしない人もいますけど。
- 商売しているのに自分のところでまかなえていないということで、信用度が落ちる、と考える人がいます。
- 借りてる先のサーバーの事情にページが影響されるため、大事な商品販売ページが自分のコントロール外にあるのはどうも不安、と考える人がいます。セキュリティが不安とか、管理もめんどくさいとかね。
- 自分のサイトのアクセスとしてカウントされないので、SEO的に損であると考える人がいます。
気がかりはこのくらいですかね。
1)の信用度が落ちる、については、私たちのような小商いのレベルで、それが理由で信用度が落ちて、商品購入してもらえないということがもしあったとしたら。
そこで落ちる程度の信用しか与えられなかったということは、そのお客さんにとって魅力の感じられない、つまり、必要性のない商品サービスだったということ、と考えていいと思います。
こういう部分の信用を追いかけて、あまり興味のない人に魅力的に感じられるように!と、頑張るからやることが増え、疲弊しちゃうんですよ。
あらゆる人に好かれようとしないこと。
2)のセキュリティが心配とか、コントロール外なのが心配とか言う場合。
納得できるものを探したらいいと思うけど、自分で納得いくまでやるなんて無理ですからね。
そして、自分が理解できる部分だけでの安心を得られたからって、全てのリスクがなくなるわけじゃないから。
そこにそんなにこだわりたいっていうのは、正直他のところ、もっと別のふかぁいところに進みたくない理由があるというだけなんだけどね、元ヒーラーから言わせるとさ。
そこまでやりたくない、コワイと思っていることをやる必要はありません。
そういう人は、ランディングページのことは忘れてしまいましょう!今のあなたには必要ないものです!
3)はね、私としてはアフィリエイトとかやる人が心配するところだと思うのよね。
彼らは、ホームページを使って稼ぐためにPVの数が命だったりするので、きっちりアクセス解析をしてさまざまに研究しているわけです。
それはそれで素晴らしいやり方なんだけれど、でも講師業が頑張るべきところは、そこじゃないと思うんだな。PVを稼ぐというやり方をしてもいいけどね。
ビジネスのやり方が違うと思うんだわ〜、同じ山でも登るコースが違うように。
やり方が違う人たちが気にしているところを、そこだけ真似して心配して気にしても、本来のやりたいことにそこまで影響するとは思えないんだよね〜。
私がメンドくさがり屋なだけかもしれないけど、ま、心配したいなら納得する方法を調べて選んでいってね。
ランディングページをどう使うか?
さて、この特設店舗であるランディングページをどう使うか?を見ていきましょう。
ランディングページは、入ったら出口が一つしかないと言いましたよね。
つまり、お客さんがこのページに来る仕組みさえあるのなら、他のページは全く必要ないとも言えるんです。
ホームページやブログを作らなくても、ランディングページだけを作って商売をしていく、というのはアリなのです。
ランディングページには人が来る仕組みが必要
こう書くと、ランディングページを作れば商品が売れる、と勘違いしてしまうんですが、それは絶対にありません。
売れるランディングページを作るから売れるのではなく、お客さんがそこに流れ込む仕組みをちゃんと作りこむから売れるんです!
ここ絶対に間違えちゃいけないとこ!今日の最重要ポイントですよ!
「買う気のあるお客さんをどのくらい連れて来る仕組みがつくれるかが勝負」
何万、何千という人をターゲットとした商品の場合は、広告などを使ってお客さんをランディングページに呼び込んだりします。
こういうのは、多くの人の目に触れればその中の何パーセントかは興味を持つ、という確率を根拠に広告を打つというやり方です。
テレビ広告とかのようにね。
しかし、私たちはそこまでお金をかける余裕はない。。。
ただページを作り、気づいてもらうまで待ってたらどんなに役にたつものだって届きません。
さて、お客さんにどうやってランディングページまで来てもらいましょうかね?
メルマガリストを利用する
私たちのような小商いの場合よくやるのは、そのランディングページで扱う商品サービスに、興味がある人をリストで作っておいて、そこにご案内を流すというやり方です。
ただメルマガリストがあるからそこにお知らせを流す、というだけではちょっと弱い!
それが何万人もの人が登録しているメルマガならともかく。
あなたがリストを持っているのなら、そのリストの中からさらに、ランディングページで扱う商品サービスに興味のある方だけを、別リストにするのです。
そこで改めてその方達に、ランディングページに来ていただけるようお誘いする。
メルマガでなく、LINEのリストでもいいですね。
興味のある人だけに案内する、というのがポイントです。
Facebookやブログでお知らせするのではダメなんでしょうか?
基本的にfacebookは商品サービスを売るところじゃないので、よっぽど工夫しないと敬遠されます。
つまり、メルマガリストを使う方が「易しい」というわけ。
事例もいっぱいあるしね。
ランディングページは期間限定特設店舗
ランディングページでよく使われる方法として、期間限定発売ってのがあります。
「何日間だけの販売」とか「あと何分で」「何名様限りで」という限定感で、購買を煽る方法、みたことありますよね。
いつでも買えるものは人は後回しにしてしまいがち。
必要性の高いお客さんを囲い込んで、情報をぎゅっと濃縮して渡し、さまざまに煽ったり揺さぶったりするから、思わずポチッとしてしまう。
そういうことが得意なのがランディングページ。
その短い期間でたくさんの人がくる仕組みを作っておく必要があるのは変わりません。
買っても買わなくても自由です、というのは無責任
ちょっと話はそれますが、こういうのって、煽って買わせるみたいで、戦略的でやるのもされるのも嫌って思う方多いですよね。
ただ、「買っても買わなくてもいいですよ、あなたの自由です」というようなもの、買いたくなりますかね?
絶対あなたの役にたつ!と言うのは嘘をついているようで嫌だという方がいらっしゃいます。
もちろんそういって騙して買わせるということだって、世の中には数多く存在しますから、無理はないです。
しかし、私たちのような顔がある程度見える小商いの場合において、自分の責任が取れる範囲で「あなたの役に立つ!」と、言い切れないものを「よければ買ってほしい」なんて、その方がよっぽど無責任で信用ならなくありませんか?
そんな程度のモノなら売ろうとするなよってこと〜。
相手の人生を変える覚悟を持って売らなきゃアカンってこと〜!
小商いのランディングページの利用法
私たちのような小商いだってね、お金を投入する気があるのなら、バナー広告とかをバンバン出したっていいんですよ。
お金を出して広告を打つというと、なんかずるいことをするような気がしたり後ろめたく思う人もいますけれど。
私たちは、そんなにお金を使いたくないor使えないから、自力で無料でやろうとしているだけ。
そこにお金をかけて、人が集められ、商品が売れ、バッチリ元が取れるだけの収入がみこめるんだったら、お金をかけてやったらいいですよ。
でもねー、小商いの人が広告とか失敗しがちなのは、お金をあまり使わないから効果がない、とかじゃないの。
ターゲットがきちんと決まってないとか、さらにもっと手前のやりたいことがわからないとか、そういうそもそものところがクリアになってないから、曖昧さ故に効果が出せないことの方が多いんですよね。
ランディングページは自分に必要かどうか?
ランディングページの特徴をもう一度おさらいしましょう。
- 特設店舗であること
- 出口がないこと
特設店舗であることで、図解やお客様の声などもたっぷり載せられ、説明が丁寧にでき、出口がないことで、商品説明と購入の決断に集中してもらえる。
なので、お客様があなたのLPにきて購入を決めるまでの流れをしっかり計画し、作り込むことが大事。
これが基本です。
講師業におけるランディングページ
実際に個人レッスンやグループレッスンのような形でものを教える仕事をしている方が作られているLPを見ると、
- フロント商品やキャンペーン商品の販売
- バックエンド商品の販売
- オンライン商品の販売
この3つが多いかなと感じます。
フロント商品やキャンペーン商品を売る
フロント商品やキャンペーン商品のミッションは、なんとか足を運んでもらうこと!
なので、商品としては対面の講座やセッションなどが多いです。
そしてフロント商品の名前の通り、さらにその後に買ってもらいたい本命商品・バックエンド商品が存在することが多く、本命商品のセールスは対面で直接されることが多いです。
100万円くらいのセミナーなんていうのはほぼこんな感じの売り方をされています。
私もこういう形でコンサルを買ったことがありますけど、高額商品なのでそういう売り方をするわけですね。
ただ講座に来てもらって買ってもらっておしまい、というのではない、ストーリーや仕組みがあるわけです。
バックエンド商品を売る
バックエンド商品をLPで売っている場合もあります。高額なので丁寧に内容やカリキュラムの説明をするためにLPを使っているという感じでしょうか。
普通のブログの最後やメルマガに、簡単に「オススメ集客セミナー 38万円」とか書いてあるだけじゃ、まず誰も買わないですからね。専用ページがあって初めて検討する気にもなるというもんです。
それでも、高額なものをいきなりネットで買うってあまり多くの人がやりたいと思うことではないんです。
なので「売りたい」が目的ならば、ランディングページ作ればよし!ではなくて、そこの抵抗を取り除く工夫をきちんと考えるべき!なので、LP→フロント商品→バックエンド商品とかいう流れを作ったりするわけです。
でもこれも一例。
そのお客様の抵抗に感ずることがなんなのか?それが取り除かれるってどんなことをするものなのか?それは、あなたとお客さまの間に存在するもので、誰も正解は知りません。
実際高額商品販売にLPを使っている人は、あくまでも私の感じなのですが、今まで見てきた感じからすると、商品を計画的に売るというよりも、こういう商品ラインナップです、という宣言のような扱いで、ひとまず作っておく、という方が多い気がします。
売れるかどうかはわからないけれど、商品サービスがあるので書いておく、というパターン。
それでも、万が一売れることがある!その可能性を拾うため、という感じ。
商品を作ってとりあえずページを作っておいたら売れた!という人もいますし、そうやってあらゆる可能性を拾う、っていう態度は大事ですからね。
この場合、本来のLPの役割というよりも、作ることで自分の商品を客観的に解説しなければならない、その経験が自分の役に立つという効果もありますね。特に仕事を立ち上げた頃とかは。
私も、こういう形での45万の講座を買ったことがありますよ。3泊4日の合宿でしたけど。
でもそれは、本来メルマガ読者にお知らせする形で販売されていたもので、その意味では、LPへの流れはしっかり作られていた。
しかし、私はメルマガに登録していないながら、たまたまホームページに行って、そのページへたどり着き、興味を持って買ってしまった、という。
LPを、クローズドのような形にし「このお知らせを受け取ったあなただけに!」というのにするか、ホームページから行けるようにして万が一の顧客が生まれる可能性を残しておくか、それもお客様とあなたとの関係性により、ケースバイケースですね。
オンライン商品を売る
最近多いのが、動画とテキスト、フォロー体制の整ったコミュニティへの参加資格などのセットになったオンライン商品。
3万程度で、今まで高額で対面講座でやってた内容を、オンラインでもできるようにしました!とかってやつ。
しかし、こういうのって逆にLP作ってるのあまり見たことないですね。
というのは、こういう形で販売する人って、もうメルマガ読者を1,000人以上持っていて、メルマガでその商品が欲しくなるように「教育」をし、その上で限定販売するってことをやってる。だから逆に、LPとか必要なかったりするんです。
つまり、LPがやることを、メルマガでやってるとも言えますね!
メルマガの方が密な関係を作り上げられるのは確実なので、賢いやり方だと思います。
私が買ったことあるもので、面白いのは、英語の教材。
メルマガベースのオリジナルな英語の教材を作られている方で、何種類かある商品のそれぞれにランディングページを作られてました。
メルマガでもとても役に立つ英語の知識を発信されていて、それに登録すると、役に立つ英語の知識に絡めて英語教材の有用性と、リンクが送られてくる。
そのマメさが素晴らしくて、LPへのお客さんの導線を常に示し続けていらっしゃる。
もちろん商品もいいもので、私もシリーズを二つ買い、人に紹介までしちゃいましたよ。
そこの何が面白いかというと、何年かかけて一つ、また一つと商品はたまに増えるものの、期限なくずーっとそれらを、たぶん5年以上は同じページで売り続けている感じのところと、情報が大きく入れ替わるってことも特になさそうなところ。
それでも、地味にいいものを着実に売るという、こういうLPもあるんだなーと勉強になったページでした。
まとめ
いやー、こうしてみてみると、私、結構ネットでいろんなもの買ってるんだなーとwいや、自分にはランディングページ、必要ないってことわかりましたかねー?
そして「告知して人が来て買ってくれる」という単純な流れを信じきっていると、基本的にものは売れない、売れにくい、ってのも納得できましたか?
もし、何かを売りたいと思っているんだったら
- 「自分のことを知らない人が」
- 「自分の商品を買うためにポチっとしたり申し込んだりする」
この間のストーリーはどんな風になるのか?を丁寧に考えてみて。そして
- それをお膳立てする仕組みを考える
- そこのステップを小さくしてあげる工夫をする
- 常にご案内をし続ける
ってことをしないとまず売れない!ってことも、なんとなく受け取れたかな?
その流れやストーリーの中で「ここにLP使ったらいいんじゃない?」って思ったらぜひさっさと試して、結果から学びましょう。
使い方に決まりはありません。正解もありません。
あなたが世界に届けたいと思っているものをあなたらしく届けられること、必要としてる人に受け取りやすく親切であること、そのシンプルさの中に、正解はあるのです。
何を使うかはあなた次第!だから、あなたが試していくしかないんです。そこに使えると思うものはなんでも試してみてくださいね!
実際のLP見に行ったり、メルマガ登録したり、他人が使っている様子を見たり体験したりして学びましょう!
さて、LPこんな使い方どうよ〜とか、LP作りたいんだけどどういう中身にしたらいいか?というご相談なら承りますよ。
実務的な作り方がわからない、というところのサポートはしてないけど、サポートできる方を紹介ならできますw
ということで、長くなってしまったけどここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!